ドゥマゲッティは留学先として人気上昇中!その魅力はフィリピンNO.1の学研都市
ドゥマゲッティはセブ島のとなり、ネグロス島南部にある都市です。美しいビーチや海は観光客が人気ですが、有名大学のキャンパスがあり、日本のICU (国際基督教大学)との交換留学があるほど留学先としても人気が上昇しています。
このページではドゥマゲッティ留学の魅力や費用について詳しく解説します。
ドゥマゲッティが留学生に人気の理由
ドゥマゲッティという地名をまだご存知ではない人がいるかも知れません。「フィリピン留学=マニラやセブ」というイメージがありますが、近年はそれ以外の都市への留学が増加しています。
特にドゥマゲッティは学研都市としての評価が高く、世界の留学生の注目の的です。その人気の理由を探ってみました。
ドゥマゲッティの基本情報
まずドゥマゲッティの基本情報を見てみましょう。
- フィリピン中部ネグロス島南部に位置し、ネグロス・オリエンタル州の州都
- 人口は約13万人
- 雨季(6月~9月)と乾季がある
- 大きな大学があり学生が多い
- セブ島のすぐ隣の島でセブまでは飛行機で30分ほど
- 海がきれいでダイビングスポットとして世界的に有名
市内もビーチもきれい
ドゥマゲッティの街はゴミが少なく、美しい街として評判です。また、海岸や海が美しく、1年中泳ぐことができます。さらに周辺のスミロン島、シキホール島、アポ島などはダイビングスポットとして世界中からダイバーが訪れています。
ドゥマゲッティが留学先として人気が高い理由
ドゥマゲッティはフィリピンの中でも治安がよく、留学先として安心して暮らせる都市です。
大学が多い学研都市
ドゥマゲッティにはシリマン大学、セントポール大学、フォンデーション大学、ノース大学などの大きな大学があり、小中高校、インターナショナルスクールなども多い学研都市です。
学生人口は3万人にも及び、欧米諸国、アジア各国から多くの留学生が訪れるグローバルな面を持っています。
日本からも親子留学する人がいるほど人気が高い留学地です。
ドゥマゲッティ留学5つの魅力と2つのデメリット
ドゥマゲッティ留学には、次のような魅力があります。
- 世界各地の留学生と国際交流ができる
- 日本人が少ないので語学力UPが期待できる
- 治安がよく街がきれい
- 物価が安い
- アクティビティが豊富
世界各地の留学生と国際交流ができる
上でも書いた通り、ドゥマゲッティには大きな大学のほか、インターナショナルスクールをはじめとする小中高校がたくさんあります。
市内には学生たちが立ち寄るカフェやレストランが多くあり、あちこちで交流が持てます。
ハイレベルなシリマン大学
ドゥマゲッティにあるシリマン大学はフィリピンで最初にできたアメリカ系プロテスタントの総合大学です。幼稚園から大学まであり、大学の学生数は約7,500人。特に医学部はレベルが高く、世界中から留学生が集まっています。
シリマン大学は世界各地の大学と交換留学を行っています。日本ではICU (国際基督教大学)との交換留学が実施されています。(2019年7月現在)
日本人が少ないので語学力UPが期待できる
ドゥマゲッティは日本ではまだまだ留学先としての知名度が低いため、日本人滞在者の数はそれほど多くありません。
現地の暮らしの中でも日本人と接する機会が少ないということは日本語を使う機会が少ないということになり、その分語学力UPが期待できます。
治安がよく街がきれい
ドゥマゲッティは「優しい街」「きれいな街」として評判です。「The City of Gentle People(優しい街・紳士の街)」はドゥマゲッティ市がスローガンに掲げているもので、フィリピン人だけでなく海外からの渡航者にも親切に接してくれます。
一方、ドゥマゲッティではゴミを捨てると罰金が科されます。そのため、街の中はどこもきれいです。
スリやストリートチルドレンに注意
いくら治安がいいと言っても日本と同じように考えるのは危険です。ドゥマゲッティにはスリやひったくりが存在します。
また、ストリートチルドレンが物乞いをしたり、グループで近づいて金品を奪おうとしたりします。日本では見かけない光景でショックを受けるかも知れません。対策としてはなるべく関わらず、無視をするのが一番です。
貴重品や財布に高額のお金を入れるのは控えておきましょう。
物価が安い
ドゥマゲッティはマニラやセブと比較しても、かなり物価が安くなっています。
学生が多い街でさまざまなカフェがありますが、コーヒー1杯が40ペソ(約80円)~とかなりリーズナブルです。
また、ホテルは1泊2,000円~4,000円程度で、かなり安く泊まれます。
新鮮な食材の宝庫
海に近いため新鮮な魚介類が多いのも魅力で、レストランでは海鮮料理をはじめ、イタリア料理、中華、韓国料理など世界の食を楽しめます。しかも、どれも安いので留学生にはうれしいポイントです。
アクティビティが豊富
ドゥマゲッティの周辺は美しい自然があふれています。休日にはさまざまなアクティビティが楽しめるのが魅力です。
そのいくつかをご紹介します。
神秘の島 シキホール島
ドゥマゲッティからフェリーで約45分のところにあるシキホール島は「神秘の島」と呼ばれています。
この島では「ボロボロ」という黒魔術が行われてるのだとか!
とは言っても怪しげな魔法ではなく、身体の悪いところを探り当ててビーカーとストローで癒すというヒーリングのことで観光客に人気があります。
また、美しいビーチが魅力でダイビングやシュノーケリングも楽しめます。
サンゴ礁が美しいアポ島
アポ島の周辺には美しいサンゴ礁や色とりどりの魚、ウミガメなどが見られます。こちらもダイビング、シュノーケリングにおすすめのスポットです。
他にもジンベイザメウォッチングやドルフィンウォッチングが楽しめる海、温泉、鍾乳洞など豊かな自然がたっぷり楽しめます。
ドゥマゲッティ留学の2つのデメリット
一方、ドゥマゲッティ留学のデメリットも知っておきましょう。
紫外線が強い
ドゥマゲッティの平年間平均最高気温は約31℃と高く、年間平均最低気温も約24℃なので一年を通して気温が高い地域です。
また、紫外線が強いため、レジャーだけでなく通学時にも紫外線対策は欠かせません。
日本人が少ない
これはドゥマゲッティのメリットでもありデメリットでもあるのですが、日本人の数が少ないという特徴があります。
海外が初めて、英語が不安という人にとっては心細い思いをするかも知れません。しかし、語学を学ぶための留学なので、あえて日本人が少ない地域に身を置いて勉強するのは効果的です。
もちろん日本人の数がまったく0ではありません。特に近年は留学先として人気があるため、日本人留学生や仕事で駐在している人もいますし、日本人スタッフがいる語学学校もたくさんあります。
ドゥマゲッティには欧米諸国の留学生も多いので、前向きにとらえて留学を楽しみましょう。
ドゥマゲッティ留学の費用はどれくらい?
学研都市ドゥマゲッティですが、費用はどれくらいかかるのでしょうか。留学する際に必要となる下記の各項目について調べてみました。
- 渡航に関する費用
- 滞在費
- 生活費
- 学費
- その他諸費用
ドゥマゲッティ学の渡航に関する費用
まず、渡航に関する費用として、次のものがかかります。
内訳 | 費用 |
---|---|
航空券 | 東京→ドゥマゲッティ (片道)2万円~4万円 |
海外旅行保険 | 留学生賠償責任補償付き (3ヶ月)約35,000円~38,000円 |
ビザの申請費用(30日以上留学の場合) | 31日~59日までの場合、約3,400ペソ(6,800円) 60日~89日の場合、約8,200ペソ(16,400円) |
(1ペソ=2円で計算しています。為替相場の変動で日本円の金額が変わる可能性があります。)
ドゥマゲッティまでは乗り継ぎ便を利用
日本からドゥマゲッティの直行便はありません。マニラやセブを経由して乗り継ぎ便で行くことになります。
乗り継ぎにかかる時間をよく確認しておきましょう。また、航空料金は時期や航空会社によってかなり異なります。早めに比較サイトなどでチェックされることをおすすめします。
長期留学には海外旅行保険が必須
ドゥマゲッティはフィリピンの中でも治安がいい地域ですが、どれだけ治安がよくても日本とは異なります。
海外旅行保険は必ず加入しておきましょう。
なお、1週間程度の短期留学の場合はクレジットカードに付帯している海外旅行保険でもいいのですが、カード会社や保険会社によって補償の内容が異なるため事前のチェックが必要です。
短期間の海外旅行保険は保険料がそれほど高くないので、目的や行先に応じた保険に加入しておくと安心です。
フィリピン留学のビザ
ドゥマゲッティをはじめ、フィリピン各地への留学は、30日まではビザ不要で入国できます。
ただ、30日以内でも語学留学の場合は「特別就学許可証」(SSP(Special Study Permit」が必要になります。フィリピン到着後に申請します。
また、滞在が60日以上になる場合は外国人登録証の「ACR I-CARD(Alien Certificate of Registration Identity CARD)」も必要です。
いずれも申請手続きは留学先の学校でやってくれますが、学校によって代行手数料が異なるので、事前に確認しておきましょう。
ドゥマゲッティ留学の滞在費
ドゥマゲッティ留学の滞在先としては、短期の場合はホテルやホステル、中長期の場合はホームステイやコンドミニアムなどを利用します。ホテルは1日3,000円前後、ホステルは1日2,000円前後で見つかります。自分でそういった宿泊先を見つけるのもいい方法ですが、多くの語学学校には学生寮があり、宿泊費込みで学費を設定しています。
食費込みのところもあるので、うまく利用すればそちらの方が安くなる場合があります。いくつかのケースをご紹介します。
Starting Point English Academy(SPEA)の場合
SPEAは定員が50人という小規模の語学学校で、マンツーマンレッスンや体験学習を通して英語を学びます。
コース別の費用を見てみましょう。いずれも滞在費、学費、食費込みの金額です。
コース | 1週間の費用 | 4週間の費用 |
---|---|---|
単身マンツーマンコース (スタンダードプラン) |
(1人部屋)56,000円 (2人部屋)48,000円 | (1人部屋)158,000円 (2人部屋)177,000円 |
実践体験型学習コース | (1人部屋)91,000円 (2人部屋)83,000円 | (1人部屋)244,000円 (2人部屋)384,000円 |
親子留学 (親・子ともに5時間のマンツーマンレッスン) |
138,000円 | 30万円 |
(上記以外のコースや期間もあります。)
Aspire Learn English Instituteの場合
Aspire Learn English Institute(アスパイア ラーン イングリシュ インスチテュート)は日本人が経営している語学学校でフィリピン教育省正式認定校(TESDA)です。
母国語が禁止で、生徒のレベルに合わせてマンツーマンレッスンとグループ授業を行っています。
こちらも学生寮・学費・食費が込みになっています。
部屋 | 1週間の費用 | 4週間の費用 |
---|---|---|
1人部屋(6Classes) | 40,300円 | 157,700円 |
2人部屋(6Classes) | 29,000円 | 113,000円 |
(上記以外のクラスや期間もあります。)
ドゥマゲッティ留学で必要な生活費
ドゥマゲッティの物価はフィリピンの中でも安い方で、生活費としてはそれほどかからないでしょう。
特に学生寮で食事が出る場合は、休日の食費やレジャー費、日用品の購入費、交通費などを準備しておけば大丈夫です。
外食の場合でも屋台なら1食50円~、レストランでも1食500円~1500円程度です。
レジャーやアクティビティは自分が現地でどんなことをやりたいのかを考えて、予算を調べておきましょう。
ドゥマゲッティ留学の学費
上の滞在費のところでご紹介したように、ドゥマゲッティの語学学校では学費に学生寮費、食費込みで提供しているところが多いようです。
学校によって費用がかなり違うので、自分で調べるほか留学エージェントに相談してみましょう。
ドゥマゲッティ留学におすすめのエージェント
ドゥマゲッティはまだ留学先としての知名度は低いかも知れませんが、有名大学がある学研都市で欧米からも多くの留学生が訪れています。
また日本からも交換留学や親子留学で訪問する人が多い「知る人ぞ知る留学地」です。ただ、まだまだ現地情報が少ないため、自分で学校や滞在先を手配するのは大変です。
そこで、留学エージェントを利用するのが得策です。
School With
School Withはフィリピンをはじめアメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリスなど各地の留学をサポートしている留学エージェントです。
フィリピン各地の留学サポートを行っているため、ドゥマゲッティの情報も熟知しています。特にフィリピン留学では学校が倒産したときの保証やセブ島での現地サポートなどを行っています。
ドゥマゲッティはセブ島にも近いので安心ですね。
また、代理店手数料は0円ですし、海外就職のサポートも行っています。留学地選びや学校選びから現地での生活のアドバイスまで幅広く相談できるのでおすすめです。
フィリピンセブ島留学ドットコム
フィリピンセブ島留学ドットコムは東京、名古屋、大阪、熊本にオフィスがあり、留学に関する相談ができます。
無料相談、無料説明会、無料カウンセリング、無料学校見積もりなど無料のサービスがたくさんあります。
もちろん無料でも内容は有料のエージェントに引けを取りません。留学は事前の計画や準備が重要です。フィリピンセブ島留学ドットコムに相談してしっかり準備を進めていきましょう。
ドゥマゲッティ留学 まとめ
ドゥマゲッティはフィリピンのネグロス島にある都市です。フィリピンを代表する大学などがある学研都市で、人口のうち学生は3万人もいると言われています。ドゥマゲッティの人口は約13万人なので、約4分の1は学生ということになります。
欧米からの留学生が多く、親子留学先としても人気があります。
街は美しく、治安がいいと評判です。また物価が安い点でも留学向きです。ただ、まだまだ日本では知名度が低いため情報が少ないというデメリットがあります。
ドゥマゲッティでの留学を希望する人は現地事情に強い留学エージェントに相談されるといいでしょう。