アメリカ留学 2019/9/20

クレアモント留学が人気なのはなぜ?6つのメリットや必要な費用の概要を一挙ご紹介

クレアモント留学が人気なのはなぜ?6つのメリットや必要な費用の概要を一挙ご紹介
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アメリカ合衆国カルフォルニア州南西部に位置するのどかな街、クレアモント。クレアモント自体は人口3万人程度と小規模な街ですが、大都会ロサンゼルスとは50kmの距離で、電車であれば約1時間前後で行き来でき、非常に便利な立地です。住民も中流階級以上の人が多く、穏やかな雰囲気があり、治安が良いのも特徴です。

またクレアモントは、カルフォルニア州の5つの大学から構成される有名なクレアモント・カレッジズのほか,神学校などが所在する学園都市でもあり、教育機関が街の中枢を成しているため、世界中から多くの留学生が集まる賑やかな都市でもあるのです。

この記事では、クレアモント留学の人気の秘訣に加え、6つのメリットや必要な費用の概要を詳しく解説します。

クレアモント留学は日本人に人気?

アメリカ合衆国カリフォルニア州に位置する穏やかな街、クレアモント。日本ではあまり名前を聞く機会が少ないかもしれませんが、日本人も良く知っている大都市ロサンゼルスから東へ約50キロに位置し、車で1時間前後の位置関係です。通勤でも通える範囲なので、大都会で働いていながらも、クレアモントをベットタウンとして活用している方も少なくありません。

またクレアモントは、アメリカの内の他の地域と比べても特に、治安や気候が穏やかなのが特徴で、住みやすい都市としてアメリカ人のみならず、多国籍の方から愛されている街です。クレアモントの最大の特徴を挙げるとすれば、多くの教育機関が揃う学園都市だということ。市内にはThe Claremont Collegesを含め、大学や学校が多い環境です。そのため、世界中から優秀な学生が集まる留学都市としての一面もありますし、教育に熱心な影響があるからか住民の知的水準が高く、「City of Ph.Ds(博士号取得者が多い街)」 と呼ばれるほど。そのような背景の住民が多いことと、リタイアした高齢者が多く住んでいるという環境があるゆえに、治安の良さも納得です。

クレアモントに留学してくる学生達の国籍は様々で、その中には日本人を含むアジア人も少なくありません。他の大都市留学に比べれば数は少ないですが、少なすぎず多すぎない邦人の数も、日本人留学生からすれば魅力の一つでしょう。

クレアモント留学のメリット

治安が良く、全米の暮らしやすい街ランキングで第5位と言う好環境に恵まれた都市、クレアモント。犯罪発生率も低く、Violent Crime(凶悪犯)もほとんどいないともいわれる安全さ。そのため、多くの学生から人気の留学地となっています。

そのうえ生活は限りなく便利で、日用品なども豊富に揃っていますので、留学生達も日ごろの生活で特に困ることはないでしょう。ですが、ただ過ごしやすいから留学先として人気があるというわけではありません。クレアモント留学には他にも沢山のメリットがあるゆえに、多くの人に選ばれているのです。
特徴的なものを挙げるとすれば、このようなメリットが考えられます。

  • 教育機関の選択肢が豊富
  • 過ごしやすい気候が魅力
  • 他の都市へのアクセスが便利
  • 治安が良いので安心
  • 物価が日本とさほど変わらない
  • 息抜きに最適なアクティビティが多い

ではここから、クレアモント留学のメリットについて一つずつ詳しくご紹介していきます。

教育機関の選択肢が豊富

カルフォルニア州クレアモントの大きな特徴といえば、世界でも有数の教育都市ということ。何しろクレアモントには、カリフォルニア州クレアモントにある5校の大学と2校の大学院大学からなるコンソーシアム、クレアモント・カレッジズ(Claremont Colleges)があるからです。クレアモント・カレッジズのキャンパスはそれぞれが歩いて行ける距離内に隣接しており、全てのキャンパスを合わせるとかなりの広さを誇ります。

構成している主な大学は、1887年創立でクレアモント・カレッジズの創始校であるポモナ大学、1946年創立で経済学、政治学、国際関係学、公共政策学に特化しているクレアモント・マッケナ大学、1955年創立でSTEM教育では全米最高峰と言われるハーベイ・マッド大学、1963年創立で学際的カリキュラムを特徴とするピッツァー大学、1926年創立の女子大学であるスクリプス大学。

クレアモント・カレッジズでは合計で2000以上の課程が提供されており、幅広い教育環境の提供が自慢です。そのため、世界中から集まる留学生は数知れず。クレアモント・カレッジズは町の中心となっているので、この有名大学のために町が形成されているといっても過言ではないほどの、存在感です。現に大学街と称されるほど街中には学生が溢れており、学生や留学生中心の雰囲気があります。そのため留学生としては暮らしやすい環境が整っていて、とっても便利。

留学生からすればいろんな分野での教育を受けることでき、世界中からレベルの高い学生が集まっている環境の中で勉強できるのですから、これ以上の留学環境はないでしょう。

過ごしやすい気候が魅力

留学生にとって外国での生活は楽なものではありません。特に神経を使うのは、気候の違い。急激な気温の変化で体調を崩したり、勉強に集中できないということはよく聞く話です。

ですがクレアモントの場合、気候の良さはお墨付き。一年を通して温暖で過ごしやすい気候が特徴で、温度の変化も激しくありません。夏は暑くないわけではありませんが、平均気温30℃前後で湿度が少なく、日本のようなジメジメした不快感はありません。冬も急激に気温が下がることはなく、平均気温は冬で10 ℃前後、寒すぎて動けないということはありません。

留学生にとっては気候が合わないことは命取り。気候によるストレスを感じることが少ない環境の中で留学したい人にとって、クレアモントはぴったりの場所なのです。

他の都市へのアクセスが便利

クレアモントは大都市ではありませんが、交通の利便性は大変良く、他の都市とのアクセスにも困ることがありません。多くの利用者がいるロサンゼルス国際空港からは約80キロで車で約1.5時間の距離。オンタリオ国際空港からなら、約15キロの距離です。そのため日本からクレアモントに渡航する時にも、移動しやすく、行きやすいので助かります。

また南カリフォルニアの主要なフリーウェイ(I-10やI-210)がクレアモント市内を通っており、他にも15号線も通っているため、ロサンゼルスだけでなく、サンディエゴやラスベガスなどへも車で簡単にアクセスできます。大都市に出やすいというのは、何かと便利です。

その他に電車もあり、クレアモントとロサンゼルスのユニオンステーションはメトロリンクという鉄道で結ばれているため、約40分ほどでロスのダウンタウンに行くことも可能。またそこから、アムトラックやMTAといった他の鉄道路線に乗り継ぐこともできますので、車を持っていなくても他の都市への移動が簡単です。

渡航の際はもちろん便利ですが、留学生の中には週末皆でロサンゼルスに遊びに行ったり、小旅行と称してラスベガスに行くこともあるよう。留学中に他の都市にも出かけられるというのは、とても贅沢な経験です。

治安が良いので安心

先ほども触れた少し通り、クレアモントは治安の良さでよく知られている街です。全米各都市の犯罪統計が掲載されたサイトの中では、クレアモント市の人口当たりの犯罪発生率は、凶悪犯(殺人や強盗など・Violent Crime)で全米平均を52%下回りました。また、財産犯(ひったくりや空き巣など・Property Crime)は全米平均を26%下回っています。

そのため、全米の暮らしやすい街ランキングでは第5位の快挙を達成し、素晴らしい住環境が整えられています。一般的には、大学より北側(クレアモント市北部)以降は治安が良いと言われ、南へ行くほど(ポモナ市)治安が悪い傾向があるようです。留学生が住居を探す際に地域を選ぶ必要もありそうですが、大都会よりは平和的に地域なので、必要以上に過敏になる必要はないかもしれません。

クレアモントには教育関係者が多く在住し、中流階級から上の住民が多いと言われているので、そのような要素も関係して治安の良さが保たれているのかもしれません。

物価が日本とさほど変わらない

留学生にしてみれば、留学先の物価は死活問題でもあります。物価が高くなれば生活費が大きくかかり、学費などの支払いもありますから、生活が厳しくなります。クレアモントは大都市ロサンゼルスと近いので、物価が高いのでは?と考えておられる方も多いようですが、意外にそうでもない様子。基本的には、日本の東京とそれほど変わりはありません。もちろん日本と同じように消費税はありますし、チップを払わなければならない習慣などを考慮すると、物価が安いとは言えませんが恐ろしいほど高いというわけでもありません。

クレアモントには多くのスーパーマーケットがありますが、食品に関しても値段は日本のスーパーとそれほど変わりません。スーパーのカテゴリーによっては高いものとリーズナブルなものに差がありますが、どのお店でも肉類は安価な傾向があります。

買い物も上手にすれば生活費を日本と同じ位、もしくはそれ以下に抑えることも可能でしょう。これは留学生にとって大きな魅力の一つでしょう。

息抜きに最適なアクティビティが多い

留学生にとって、勉強の合間の息抜きは本当に貴重な時間です。息抜きの方法は人によってそれぞれ異なりますが、外に出て思いっきりストレス発散したいという人には、クレアモントはかなりおすすめの場所です。

クレアモント属するカルフォルニア州は、全米の中でもアクティビティの豊富さで有名な地域です。例えば、世界的にも有名なディズニーランドリゾート(Disneyland Resort)やユニバーサルスタジオ (Universal Studio Hollywood)、レゴランド カリフォルニア (Legoland California)、サンディエゴ動物園 (San Diego Zoo)、シーワールド (SeaWorld San Diego)などなど。

大体どのテーマパークも、平均でクレアモントから車で2時間程度の距離にありますので、十分日帰りで楽しめる息抜き方法です。時にはぐったりするほどはしゃいで、日ごろのストレスを発散することも可能なのです。

クレアモント留学のデメリット

他の都市へのアクセスも良く、生活環境が整っている都市、カルフォルニア州クレアモント。一見のどかなイメージがあるクレアモントですが、実は世界でも有数の教育都市のため、多国籍な学生が多い街でもあります。魅力的な留学地であるクレアモントですが、もちろん何もネガティブな要素がないというわけではありません。

実際に生活するわけですから、メリット以上にデメリットについて理解しておくことは大切な事です。事前にクレアモント留学のデメリットについて知り、納得したうえで渡航すれば、留学生活のストレスを最小限に抑えることができるはずです。
例えば、クレアモント留学で考えられるデメリットには以下のようなものがあります。

  • 大学進学希望の場合は超難関
  • アジア人に対して偏見がある場合も

ではここから、クレアモント留学のデメリットについて一つずつ解説していきます。

大学進学希望の場合は超難関

クレアモントにある教育機関は、世界的に見てもレベルが高いことで知られています。特に中心を成しているクレアモント・カレッジズを構成している大学の合格率はとても低く、ポモナ大学、クレアモント・マッケナ大学ともに9%と言われています。リベラルアーツ・カレッジとして知名度がある2校ですが、1桁台の合格率であるのは現在米国ではこの2校のみです。これは、超難関と言われているアイビーリーグやスタンフォード大に次ぐ合格率の低さです。要因としては、1学年あたりの人数が少なく規模が小さい大学であること、教育レベルが高いこと、また環境の良さが手伝い競争率が高いことが関係していると思われます。

付随している語学学校やコミュニティカレッジに進学する場合はそれほど難関とはなりませんが、クレアモント・カレッジズを目的として留学するのであれば、かなり努力が必要になるかもしれません。

アジア人に対して偏見がある場合も

アメリカは自由の国と言われていますが、それは沢山の国籍の人が入り混じっている多国籍の国である、ということでもあります。また背景が違う人間が多くいれば、それだけトラブルや誤解も多いということ。

大都市では人が多すぎて殆ど人種差別を感じることはありませんが、田舎に行けば行くほど閉鎖的になり、人種差別は根強く存在するものです。特にアジア人に対してあまり良い感情を持たないアメリカ人がいるのも事実で、地域によっては差別を受けたり、あからさまな嫌がらせを受ける場合もあります。

クレアモントは留学生も多く多国籍なので、そこまで過敏になる必要はありませんが、日本人を含むアジア人が少ない地域でもあるので、時には蔑視的な目で見られる可能性もあります。アメリカの白人第一主義の思想は思っているより根深いので、そのような考え方が浸透している土地で暮らしているということは忘れてはなりません。

クレアモント留学のために必要な費用の概要

大都市ではないとはいえ、便利で暮らしやすく、留学生が暮らしやすい環境が整っているクレアモント。近隣にアクティビティも多く、留学生活を楽しみながら経験したいという留学生にとっては最高の土地です。とはいえ幾ら留学したいからと言っても、まずは念密な留学計画を立てなければ留学は実現できないものです。初めに必要な情報を集め、留学費用を計算したうえで予算を立て、自分にあった留学プランを組む必要があるでしょう。

もちろんそれぞれの滞在方法、生活スタイル、学校の違いによって必要な留学費用は異なりますが、平均的に必要だと言われているクレアモント留学の費用は、1カ月約40~43万円前後と言われています。具体的な内容例を以下に示しています。

●語学留学した場合の費用(参考にしていただける例)格
項目 費用
航空券(往復) 12万円
語学学校 14万円
滞在費 10万円
交際費 2万円
海外旅行保険 2万円
合計 約40万円

※この費用の中にはビザの申請費用や食費などを含む生活費は含まれていません。実際にはこの価格よりも上回る可能性が高いので、あくまでも参考価格としてご覧ください。

語学学校の費用

クレアモントに留学する場合、一番大きな費用となるのは学校の授業料でしょう。毎月出ていく固定費ですので、学校選びは特に慎重に行う必要があります。費用は留学時期や場所、期間、学校のレベルによって異なりますが、クレアモントの学校授業料は平均1ヶ月13~16万円を目安にしておくと良いかもしれません。

●語学留学した場合の期間別費用の目安表
期間 費用の目安
1週間 約10~12万円
1ヶ月 約40~43万円
6ヶ月 約240~260万円

※この費用の目安には、航空券(往復)と語学学校の学費、滞在費、生活費が含まれていますが、その他の必要な費用は含まれていませんのでご注意ください。

クレアモントは学術都市ですから、大学や語学学校、コミュニティカレッジは多く点在します。そのため選べる選択肢も広く、自身の可能性やチャンスも大幅に広げることができるでしょう。例えば、街の中心を成しているクレアモント・カレッジズでは合計で2000以上の課程が提供されており、幅広い教育環境を提供しています。

大学によって特徴や思想が異なり、“Learn for the sake of Learning(学びのための学び)”を追求している大学もあれば、“Learn for the sake of Doing(実践のための学び)”と実学に重きを置く大学もあります。コンソーシアム内では大学間の横の交流もあるため、他のカレッジの授業を受けることやメジャーを取ることも可能という嬉しいシステムも。このような高度な教育はなかなか受けれるものではないので、競争率が高いこともクレアモントの特徴の一つでもあります。

これらリベラルアーツ・カレッジは私立校ですので、学費はそれなりに必要です。そのかわりきめ細かい教育やサポートが受けられるため、高い教育レベルを目指す留学生には大変人気です。ただ、選ぶ学校の人気具合や選ぶ学科の種類によっては学費も随分違いますので、まずは自分の希望と予算を比較して、現実的なものを選ぶ必要があるでしょう。

滞在費用

クレアモント留学の際に必要な費用の中で、学費の次に大きなウエイトを占めるのは、何と言っても滞在費。クレアモントは大都市ではないので物価が高いというわけではありませんが、日本と同じ感覚で使っていたら確実に予算オーバーしてしまうかもしれません。

また留学期間によっても滞在費は大幅に違いますが、大抵の場合長期留学の方が多いので、期間が長ければ長いほど大きな金額になることは覚えておきましょう。
クレアモント留学の際、一般的によく選ばれる滞在方法は、寮、ホームステイ、ルームシェアのいずれかです。ではここから、一つずつ解説していきます。

寮の場合の費用

●クレアモントで寮生活をする場合の費用目安:年間平均96万~180万円前後
アメリカでの学生生活は、寮が一般的だと言われています。学校が実家から通える範囲ならば話は別ですが、それ以外であれば寮に入り、色んな国籍の学友と一緒に過ごし、交友を深めるのが学生生活の醍醐味なのです。

クレアモント留学の際も同じで、語学学校や大学などが運営、もしくは管理している寮に滞在するという方法が一般的です。大学内に寮があることが多く、そうでなくても学校から近い場所に寮が建っていたりします。治安という点では抜群の環境なので、特に女性や留学初心者にはお勧めです。

金額に開きがあるのは、寮の築年数や部屋のタイプ、立地、様々な制約あり(女性専用棟、学科別、年齢別棟があるなど)によって変わるからです。また相部屋や個室の違いでも金額は大幅に違いますので、事前にチェックしておくべきです。学校のホームページでも説明されていますし、留学エージェントに依頼して情報を確認してもらいながら決めることができるでしょう。
       

ホームステイの場合の費用

●クレアモントでホームステイをする場合の費用目安:年間平均95万~190万円前後
クレアモント留学でホームステイをする場合、費用の目安は大体寮の場合と同じですが、若干ホームステイの方が安い傾向があります。ホスト先はいろんな場所に点在しており、自分が通う学校の区域、行動範囲、予算、利便性などを考慮して選ぶことができます。気をつけるべき点としては、ホストファミリーによっては条件を指定していることもあり、男性のみ受け入れ可とか、女性のみなど性別の指定がある場合もあるので要注意です。

ほとんどの場合、留学エージェントや学校と提携している経験あるホストファミリーが選ばれ、留学生の受け入れには慣れているので、すぐに馴染むことができるでしょう。海外留学で、なるべく現地人に近い生活経験をしたい方には特におすすめです。
      

ルームシェアの場合の費用

●クレアモントでルームシェアをする場合の費用目安:年間平均70万~150万円
クレアモントは学生が多い街で留学生の受け入れには慣れているので、ルームシェア向きの物件は豊富に用意されています。価格もそんなに負担がかかるものではなく、シェア用の家でも月1,600~1,800ドル出せば、治安の良いアパートを借りることが可能です。

ルームシェアは、比較的自由な暮らし方ですし、友達と一緒に過ごす時間も沢山とれますので、海外生活の醍醐味をじかに味わえる滞在方法の一つといえるでしょう。ただしルームシェアをする家の場所をどこに定めるかで費用は大きく変わってきます。中心地であれば便利ですが高くなりますし、郊外であればちょっと不便ですが費用は抑えることができます。

もし当てがないなら留学エージェントによって、紹介できる物件を知っていたり、確保している建物があったりするので、相談してみると良いかもしれません。

渡航費用

●クレアモント留学で必要な渡航費用の目安:平均10万~15万円前後
クレアモントに渡航する場合、多くの人が飛行機で移動します。高いイメージがある飛行機代ですが、ローシーズンやトランジットが長い便の飛行機を選べば、比較的安い金額でチケットを購入することが可能です。

クレアモントは、ロサンゼルス国際空港まで車で約1.5時間の距離ですので、日本からの渡航の際にも大変便利。特にロサンゼルス行の飛行機は需要も高く、便数も多いので、特に困ることはないでしょう。また、オンタリオ国際空港へもおよそ15キロの距離ですので、アクセスに便利です。

海外保険費用

●クレアモント留学で必要な海外保険費用の目安:平均1ヶ月1万5000円~2万円前後
海外に旅行、滞在する場合に加入を勧められることが多い、海外旅行保険。もちろん義務ではなく任意のものですが、急なケガや病気は自分でも予測不能ですし、いざという時のための備えとして軽く見るべきではありません。

基本的に海外の医療費は日本のように保険負担が適用されたり、手ごろな価格で済むというものではなく、実費払いがほとんど。そのため、高額な治療費を払えないため病院に行けず、体調を崩してしまう留学生も多いものです。前もって海外保険に加入しておくなら、もしもの時にも安心です。海外で自分の身を守る手段の一つとして考慮することをおすすめします。

ビザの申請費用

●クレアモント留学で必要なビザの申請費用:1万8000円
クレアモントに留学する場合、語学学校や大学へ通う場合はFビザ、専門学校に通うならMビザを取得する必要があります。アメリカ滞在期間が90日以下であるならば、観光旅行と同様でビザ免除プログラム(Visa Waiver Program: VWP)で入国できますが、留学の場合は長期になることがほとんどなので、ビザの取得は忘れないようにしましょう。

アメリカはビザ取得が厳しいという話をよく聞きますが、それは個人で申請を行う場合の話。留学エージェントに依頼するなら比較的スムーズに申請できるので、不安がある方は専門家にお願いする方が安心でしょう。

生活費用

●クレアモント留学で必要な生活費用の目安:年間平均85~130万円前後
クレアモントはロサンゼルスのように大都市ではありませんので、物価の基準は高いほうではありません。切り詰めて生活している学生が多いですが、教育機関を中心に回っている街ですので、アメリカの他の都市に比べればかなりリーズナブルに暮らすことができます。

生活費の中で一番出費が多いのは食費ですが、クレアモントの場合もアメリカの他の都市と同じく、特に外食は割高な傾向があります。チップなどの習慣があることも関係しているかもしれませんが、平均的に日本の外食費よりも少し上回るくらいの価格設定になるようです。友達に付き合って外食することも必要ですが、制限をかけていないとすぐに生活費が底をついてしまいます。

クレアモントには多くのスーパーマーケットがあり、値段は比較的リーズナブルです。日系のスーパーや韓国系スーパー、中国系スーパーなどが多数あるため、日本の食材や調味料をそろえることも容易です。そのため自炊がしやすく、生活費を抑えるために自炊に励む留学生は少なくありません。少しでも外食の頻度を控えるなどして意識していれば、生活費を抑えることは十分に可能です。

クレアモント留学をサポートしてくれるおすすめの留学エージェント

どんなに住みやすく理想的な留学地に思えても、住み慣れていない海外であることに変わりはなく、初めは不安や心配が尽きないはずです。また事前の留学準備も多くの時間と労力を要しますし、渡航してからも些細なトラブルが起こることも珍しくありません。

そんな時、留学生たちに寄り添い、力になってくれるのが留学エージェント。実際に留学が現実的になってきた時に必要となる色々な書類集めや手続き、準備、情報収集などを代行してくれたり、必要なアドバイスをくれたり、渡航してからの現地サポートも行ってくれる心強い存在です。

エージェントも沢山いますので迷いますが、選び方のポイントは自分が留学しようと思っている都市の情報に強く、特化しているエージェントを選ぶことです。
ではここから、クレアモント留学をサポートしてくれるおすすめの留学エージェントを詳しくご紹介していきたいと思います。

成功する留学

世界的にも有名なST Star Awards授賞式で、アジアの留学エージェントNo.1に選ばれたエージェント、成功する留学。2006、2007、2012、2014、2017年と合わせて5度目の受賞となり、世界的にも高い評価を受けています。

成功する留学の最大の持ち味は、対応国、地域の豊富さ。約9ヵ国15都市に現地デスクを構えており、メジャーな国への留学から、マイナーな地域への留学サポートにも対応してくれます。現地ですぐにサポートが可能なので、病気やケガ、盗難や紛失などの予期せぬトラブルに巻き込まれた場合はもちろん、学校やビザ、滞在先に関する悩みなど、生活面での実際的な助けも完璧。現地生活の長い経験豊富な日本人アドバイザーがさまざまな相談に対応してくれますので、初心者でも安心です。

成功する留学では、個人の希望や予算などに合わせて有料サポート、無料サポートどちらも提供しており、留学希望者が自分にあったサポートだけを選ぶことができるという無駄のない方法を取っています。そのため低価格で留学が実現し、気軽に海外に出てほしいというスタッフの気持ちがうかがえます。

留学情報館

アメリカなどの英語圏の留学を得意とする留学エージェント、留学情報館。無料サポートに定評があり、フレンドリーなカウンセラーが対応してることで有名です。

特に利用者に評判がいいのは、出発前と帰国後の英会話のレッスンが最大1年間無料でついて来ること。留学前に英語に慣れて行くことが出来、しかも帰国後も英語力を落とさずに維持する手助けをしてくれる、こんな良心的なエージェントはなかなかありません。これがあるだけで、就職活動やさらなる留学の選択肢も広がり、最高のアフターケアの提供とも言えるでしょう。

アメリカなどの主要な国の情報は特に沢山持っているので、クレアモントに留学したい方には特におすすめ。とにかく費用を抑えてサポートを受けたい人にはぴったりの留学エージェントです。

クレアモント留学 まとめ

アメリカ合衆国カルフォルニア州にある温暖な都市、クレアモント。温暖で過ごしやすい気候に加え、不便なく日常生活を送れる環境の良さや治安の良さが魅力の土地でもあります。

またクレアモントには、幾つかの有名大学が提携しているクレアモント・カレッジズがあり、世界中から集まった留学生たちによって街には活気が溢れています。学生が集う教育都市と言う一面と同時に、近郊のロサンゼルスには大きなテーマパークも沢山あり、息抜きやストレス発散できる場所も豊富にあることも魅力の一つです。そのバランスの良さから、全米の中でも住みやすい街として上位に名前が上がる程です。

集まっている留学生の中にも日本人はいますが、そんなに人数は多くなく、邦人が少ない場所でストイックに勉強したい学生にとっては、まさに理想的な留学地です。多国籍な住民が多いせいか、はたまた教育思想が強い土地だからか、住民もリベラルな思想を持っており、違う国籍の人に対しておおらかな傾向があります。外国の地で暮らす留学生にとっては、実に心地よい雰囲気です。

また便利な割には、大都市の留学地に比べると物価も比較的リーズナブルで、上手く工夫すれば無理なく予算内で生活することが可能です。そんな環境も留学生にとっては、魅力的なはずです。まずは事前にクレアモントに関する最新の情報を収集し、留学エージェントに協力してもらいながら、自身の最適なプランを立ててみることをおすすめします。

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