ブリスベン留学の4つの魅力とは!過ごしやすさや学費なども徹底解説
オーストラリア大陸のもっとも東側に位置するブリスベン。クイーンズランド州の州都で、「サンシャインステート」(太陽の州)と呼ばれるように年間の300日以上が晴天という過ごしやすい地域です。
気候だけでなく住民も心の温かい優しい人が多いと留学生に人気があります。このページではブリスベン留学に必要な費用や人気の理由、おすすめの留学エージェントなどについて解説しています。
ブリスベン が留学生に人気の理由
ブリスベンはオーストラリアの留学地人気ランキングでトップ3に入るほど人気があります。
その理由を探ってみましょう。
ブリスベン の基本情報
まず、ブリスベン はどんなところなのか、基本情報を押さえておきましょう。
- クイーンランド洲の州都で、オーストラリア第3の都市
- 人口は約230万人
- 温暖な亜熱帯性気候で夏(12月~2月)の平均気温は20℃~29℃、冬(6月~8月)の平均気温は10℃~22℃
- 季節は日本とは逆
- 日本との時差:1時間(サマータイム10月~翌年4月まで)は2時間
- 日本(東京)からは飛行機で約9時間
程よく都会と自然がマッチ
ブリスベンはオーストラリアの中ではシドニー、メルボルンに次ぐ第3の都市と呼ばれるほどの大きな都市です。
市街地はそれほど広くはありませんが、ビジネス街、ショッピングモール、図書館や美術館などがあり、便利な土地です。一方で、街の中心を流れるブリスベン川、電車で1時間ほどで行けるゴールドコースト、サンシャインコーストの美しいビーチといった自然豊かな側面も持っています。
ブリスベン が留学先として人気が高い理由
ブリスベンが留学先として人気がある理由として「治安がいい」という面があげられます。オーストラリアはどのエリアも比較的治安がいいのですが、ブリスベンも同様に治安がいいと評判です。
ただ、夜間の駅や電車内は人が少なく、酔っ払いに絡まれる危険性があります。夜間の一人歩きなどは注意が必要です。
さまざまな種類の学校が多い
ブリスベンには名門大学のほかに多くの語学学校、バリスタコースがある学校など選択肢がたくさんあります。
教育機関の充実も人気の理由になっています。
ブリスベン 留学4つの魅力
ブリスベン 留学が日本人に人気があるのは、次のように多くの魅力があるからです。詳しく見ていきましょう。
- 晴天が多く過ごしやすい
- 教育機関が充実
- アルバイトの求人が多く、ワーキングホリデーにもおすすめ
- フレンドリーな人が多く安心して暮らせる
晴天が多く過ごしやすい
ブリスベンがあるクイーンズランド州は別名を「サンシャインステート」(太陽の州)と呼ぶように、年間を通じて晴天が多いのが特徴です。
晴天の日は1年の中で300日にも及ぶほど!
湿度が高く、うっとうしい梅雨がある日本に住む人にとって、ブリスベンは快適に過ごせる環境と言えるでしょう。
また、真冬(6月~8月)の気温もそれほど低くなく、平均最低気温は16℃。温暖な気候という点もブリスベンの魅力です。
教育機関が充実
ブリスベンには世界的にも有名な名門大学、ハイレベル~初心者向けといった幅広い層を対象にした語学学校、バリスタなど資格取得が可能な学校などがあり、留学したい人にとって選択肢が多いという魅力があります。
ブリスベンの大学
ブリスベンには次のような大学があります。
大学名 | 特徴 |
---|---|
クイーンズランド大学 | オーストラリアでもトップクラスの大学 |
グリフィス大学 | 学生の数は(全キャンパスで)4万人以上とオーストラリア最大規模の大学 |
クイーンズランド工科大学 | 90ヶ国以上の国と地域から多くの留学生が学びに来ているクイーンズランド最大規模の大学 |
ブリスベンの語学学校
ブリスベンには留学生向けの多くの語学学校があります。その一部をご紹介します。
学校名 | 特徴 |
---|---|
Lexis English Brisbane(レクシス・イングリッシュ ブリスベン校) | ・世界各地から留学生が集まるため、多国籍の人と交流できる ・教師の質が高いと定評がある ・4週間ごとに教師によるカウンセリングがあり、理解度や学習の進め方のアドバイスがある ・イベントが多く、ビジネス英語・ビジネススキルを磨く学習などが充実 |
IH Brisbane/ALS(オーストラリアン・ランゲージ・スクールズ) | ・ヨーロッパや北米など世界各地にチェーン校がある ・定期的に授業の評価を行い、高い指導力水準を保つ ・1週間の授業時間は20時間~29時間まで可能 ・会話クラスに無料で参加でき、語学の上達が図れる ・母国語禁止 |
BROWNS English(ブラウンズイングリッシュ・ランゲージスクール) | ・大型スクリーンの導入など視聴覚設備が充実 ・モダンなキャンパス ・リーディング、会話、文法、ライティングなど授業ごとに自分のレベルに応じたクラスでの受講が可能 ・バリスタコースを併設 |
Navitas English(ナビタス・イングリッシュ) | ・オーストラリアの中でももっとも歴史ある語学学校 ・IELTS、ケンブリッジ英語検定準備コース、資格取得コースなどがあり、レベルの高い学習ができる ・英語教師養成部門があり、教師の育成にも力を入れている |
ILSC Brisbane | ・キャンパス内だけでなく学校から2ブロック圏内は母国語が禁止 ・生徒の語学力に合わせて細かくレベル分けをして指導を行う ・語学力UPや地元の人とのコミュニケーションを図るため、ボランティア活動に力を入れている |
このように、それぞれに特徴があります。語学学校は上記以外にもたくさんあるので、自分の目的やレベルに合った学校を探してみましょう。
資格取得ができる学校
ブリスベンにはバリスタの資格やJ-SHINE(小学校英語指導者資格)など資格取得が可能な学校、ビジネス英語や医療英語がマスターできる学校などがあります。
アルバイトの求人が多く、ワーキングホリデーにもおすすめ
世界各地から留学生がやってくるブリスベンでは外国人のアルバイト求人がたくさんあり、ワーキングホリデーにもおすすめです。
英語に自信がない人は日本食レストランで、英語力を磨きたい人は現地の店で働いてみましょう。
フレンドリーな人が多く安心して暮らせる
ブリスベンの人はフレンドリーで親切な人が多いと評判です。留学生が多いためか、困っている外国人を見かけたら現地の人がすぐに声をかけてくれます。
そういったときに使えるように基本的な英会話はマスターしてから留学に向かうといいでしょう。
ブリスベン 留学のデメリット
過ごしやすく、教育機関も充実しているブリスベンですが、紫外線が強いことがデメリットだと言えるでしょう。
オーストラリアはどこの地域でも紫外線が強いのですが、特にブリスベン(クイーンズランド州)は晴れの日が多いため、紫外線対策は必須です。
うっかり日本と同じ感覚で過ごすと、すぐに日焼けをしてしまうので注意しましょう。
ブリスベン留学の費用はどれくらい?
次にブリスベンの留学にかかる費用を見てみましょう。次の各項目について調べてみました。
- 渡航に関する費用
- 滞在費
- 生活費
- 学費
- その他諸費用
ブリスベン留学の渡航に関する費用
まず、渡航に関する費用として、次のものがかかります。
内訳 | 費用 |
---|---|
航空券 | 東京→ブリスベン (片道)8万円~10万円 |
海外旅行保険 | 留学生賠償責任補償付き (3ヶ月)約35,000円~38,000円 |
ビザの申請費用 | 学生ビザ 575ドル |
直行便より乗り継ぎ便の方が安い
東京からブリスベンには直行便もありますが、料金は高くなります。直行便よりは時間がかかりますが、1回または2回の乗り継ぎ便を利用すると安く行けるのでおすすめです。
航空券の比較サイトなどを上手に活用してお得に行ける方法を探してみましょう。
治安がいいブリスベンでも海外旅行保険は必要
「海外旅行保険」は海外旅行中の事故や病気、死亡時に保険金が受け取れる保険です。「留学生賠償責任」を付けると、留学期間中の病気、ケガの補償の他、設備やモノを破損した場合の損害賠償金が出るので安心です。
治安がいいと言われるブリスベンですが、長い留学期間中には何があるかわかりません。海外旅行保険は入っておくようにしましょう。
学生ビザの条件
オーストラリアに3ヶ月以上留学する場合は学生ビザが必要です。
学生ビザは政府認定校のコースをフルタイム(週20時間以上)受講すること、十分な滞在費用があること、期間中に80%以上の出席率を維持することなどの条件があります。
(1週間に20時間までならアルバイトの就労が可能です。)
ビザの取得費用として575豪ドルが必要です。
ブリスベン 留学の滞在費
留学生が多いブリスベンには、ホームステイやシェアハウスなどがたくさんあります。また、学生寮がある学校もあるので、それぞれの費用をよく比較して探してみましょう。
宿泊先 | 1ヶ月の費用 |
---|---|
ホームステイ | 270ドル~300ドル(1週間) (食事付き) |
シェアハウス | オウンルーム 170ドル~220ドル(1週間) ルームシェア 150ドル~190ドル |
学生寮 | 2人部屋 275ドル(学生寮) |
ホームステイは一番費用が高くつきますが、平日は朝・夕、週末は朝・昼・夕の食事が出るところが多いため、自炊や外食をするより生活費全体としては安くなるケースがあります。
郊外に行くほど費用は安くなる
シェアハウスは市街地は高い傾向にありますが、郊外に行くほど費用は安くなります。その場合は通学に不便ではないか、交通費はどれくらいかかるのかをよく調べておきましょう。
学生寮は立地をチェック
学生寮は必ずしも学校の近くにあるとは限りません。「安いから」という理由で学生寮を選んだものの学校までが遠くて大変だったという意見があります。
一方、他国の人と同室になることで国際交流ができたというメリットもあるため、さまざまな角度で検討することが大切です。
ブリスベン 留学で必要な生活費
ブリスベンの物価は日本よりやや高い程度です。それでも外食は高く、ランチのサンドイッチセットが1300円、ファストフードが600円などとなっています。
ミネラルウォーターも日本より高めなので、生活費は余裕を持って準備しておきましょう。
ブリスベン 留学の学費
Lexis English Brisbane(レクシス・イングリッシュ ブリスベン校)の場合、一般英語コースの入学金が200ドル、授業料が1週間で450ドル(4週間履修の場合)となっています。
1豪ドル=75円で計算すると、1ヶ月の授業料は135,000円となります。
授業料は学校やコースによって異なるので、事前によく調べておきましょう。
ブリスベン 留学1ヶ月の費用は約33万円
これらの情報を元にブリスベン 留学で1ヶ月にかかる費用は次のようになります。
- 滞在費…約6万円(シェアハウス(ルームシェア)の場合)
- 生活費…約10万円(食費・日用品など)
- 学費…15万円
- 交通費その他…2万円
これらの合計を見ると1ヶ月で約33万円かかることになります。
なお、この金額は1豪ドル=75円で計算しています。為替相場の変動によって日本円での金額は変わりますのでご注意ください。
渡航費や諸費用も必要
別途、渡航費として10万円(片道)、海外旅行保険として1ヶ月12,000円(3ヶ月で36,000円の場合)、学生ビザ取得が約43,000円(1豪ドル75円の場合)が必要ですし、生活必需品なども準備しなければなりません。
そういった費用も忘れずに計算しておきましょう。
ブリスベン留学におすすめのエージェント
ブリスベン留学は学校の数が多く、選択肢が豊富です。しかし、それだけに迷うことが多くあります。
留学エージェントと相談して準備を進めていきましょう。
アイエス留学ネットワーク
アイエス留学ネットワークは1994年創業のオーストラリアに特化したエージェントで、次のようなメリットがあります。
- 経験豊富なカウンセラーが相談やアドバイスを担当
- カウンセリングや留学手続きが無料
- 大学留学、ワーホリ、資格取得などさまざまな留学のスタイルに対応
- 24時間年中無休で現地サポート
- 提携校には割引料金で入学が可能
AIC オーストラリアインフォメーションセンター
AIC オーストラリアインフォメーションセンターは日本国内に4拠点とメルボルンをはじめとするオーストラリア各地に支店があるエージェントです。
もちろん現地支店には日本人スタッフがいるので、日本語での相談も可能です。
日本国内の各地で説明会を実施しています。無料の資料請求もできるので気軽に相談してみましょう。
オーストラリア留学.net
オーストラリア留学.netは留学に関する費用をとことん抑えることに力を入れているエージェントです。
学費はもちろんのこと、宿泊先や渡航費、各種手数料なども安さにこだわっています。
滞在中は24時間、経験豊富なカウンセラーが対応してくれるので安心です。
ブリスベン留学 まとめ
年間の晴天日が300日というブリスベン。気候だけでなく住民も親切で気さくな人柄が多く、留学生に人気です。
また、名門大学から資格取得まで幅広い教育機関がそろっています。物価が比較的安い、治安がいいという点でも、留学先としておすすめできます。
宿泊先によっては費用が高いところがあるため、現地の事情に詳しい留学エージェントで相談しながら準備を進めていくといいでしょう。