アデレードは本気の留学におすすめ!6つの理由とは?気になる費用も調べました!
オーストラリア留学に詳しい人が「アデレードは勉強に集中できる土地」と言うほど、留学に向いています。
街自体はこじんまりしていますが、図書館や美術館などの施設も充実しています。
このページではアデレード留学の魅力やメリット・デメリット、費用などについて詳しく解説しています。
アデレード が留学生に人気の理由
オーストラリア南部にある南オーストラリア州の州都・アデレードは、オーストラリアの中でも5番目に大きい都市です。
アデレードが留学向きだというその理由を探っていきましょう。
アデレード の基本情報
まず、アデレードの基本情報を知っておきましょう。
- オーストラリア第5の都市
- イギリスの流刑地ではなく、オーストラリアで初めての自由植民地
- 世界の中でも有数の「美しい図書館」や美術館、博物館がある
- オーストラリアワインの産地
- 南極湾に続くセント・ビンセント湾に面している
- カンガルー島など自然が多い
オーストラリアはかつてイギリスの植民地で、シドニーやホバート(タスマニア州)は欧州の流刑地でした。しかし、アデレードはオーストラリアで初の「自由植民地」(自由移民のために作られた土地)で、市民の自由度が認められている都市です。そのため、街自体も計画的に作られました。
オーストラリアワインやカンガルー島が有名
アデレードはオーストラリアワインの産地として有名で、「Great Wine Capitals」で世界を代表するワイン産地の1つに選出されているほど。アデレード周辺には多くのワイナリーが存在します。
また、野生のカンガルーやコアラ、アザラシなどに会えるカンガルー島にもアデレードから行けます。
オーストラリアらしい観光が楽しめるところが、アデレードの魅力なのです。
アデレードが留学先として人気が高い理由
アデレードはオーストラリアの留学地の中でも日本人の割合が少ない土地です。そのため、日本語に触れる機会が少なく、語学UPにつながります。本格的な語学習得を目指す人にとっておすすめの土地だと言えるでしょう。
図書館や美術館が充実
アデレードには「美しい図書館」として有名な「南オーストラリア州立図書館」やアボリジニの美術品など貴重な展示品が並ぶ「南オーストラリア美術館」「南オーストラリア博物館」、移民の歴史を学べる「移民博物館」、2万点の展示品が並ぶ「南オーストラリア海洋博物館」などがあります。
オーストラリアの歴史を学ぶのに最適です。
アデレード留学6つの魅力
次にアデレード留学の魅力を見てみましょう。
- 日本人の数が少ない
- レジャー施設が少ないので勉強に集中できる
- 治安がいい
- 海産物や世界各地の食材が手に入る
- 物価が安い
- オーストラリアの歴史や自然に触れられる
アデレードは日本人の数が少ない
外務省の「海外在留邦人数調査統計(平成29年版)」によると、シドニー(都市圏)の在留邦人の数は約31,000人、メルボルン(都市圏)は約18,000人ですが、アデレードは約2,200人(2010年のアデレード日本人会のデータ)でかなり少ないことがわかります。
そのため、留学しても他都市のように日本語に接する機会が多くありません。
海外生活が初めてという人や英会話に自信がない人にとっては不安に感じるかも知れませんが、本気で語学向上を目指す人にとっては打ってつけの環境だと言えます。
レジャー施設が少ないので勉強に集中できる
アデレードはレジャー施設が少ない土地なので、休日は「遊びに行くところがない」と言われます。
街自体もそれほど広くはないので、しばらく滞在すれば本当に遊びに行くところがないと感じるかも知れませんね。その分、勉強に時間を費やすことができるという点がアデレード留学のメリットになります。
また、図書館や美術館、博物館などの施設は充実しています。この機会にオーストラリアの歴史を学んでみるといいでしょう。
治安がいい
アデレードはオーストラリアの中でも治安がいい地域です。日本ほどではありませんが、比較的安心して暮らせるところなので、落ち着いて生活ができますよ。
海産物や世界各地の食材が手に入る
セント・ビンセント湾に面している港町なので、新鮮な魚介類が食べられます。
また、南半球最大規模と言われる「アデレード・セントラル・マーケット」には世界各地の食材をはじめ、雑貨や工芸品などが販売されています。日本の食材も手に入るので、自炊をする人にもおすすめです。
アデレードは物価が安い
しかも、アデレードはオーストラリアの中でも物価が安い地域で、5大都市の中でももっとも生活費が少なくて済むと言われています。
外食をするにも、それほど費用がかからないという点がアデレード留学の魅力だと言えます。
オーストラリアの歴史や自然に触れられる
アデレードにはイルカと一緒に泳げるビーチやカンガルー島、ワイン産地のバロッサ・バレーなどオーストラリアを満喫できる自然があります。
また、アボリジニや移民の歴史を学べる施設が豊富な点も、アドレ―ド留学の魅力のひとつです。この機会に「オージー体験」やより深いオーストラリアを楽しんでみましょう。
アデレード留学のデメリット
アデレード留学のデメリットも知っておきましょう。
ホームシックに注意!?
とにかく日本人の数が少ないアデレード。「頑張るぞ」と意気込んでいても、日本語で話せる相手がいないとさびしくなるかも知れません。
ホームシックに注意してください。とは言っても、今はインターネットを使えば世界のどこにいても顔を見ながらの会話ができるので、心配は無用です。
むしろ、日本人が少ないということをメリットにとらえて、英語力を鍛えましょう。それこそが留学のだいご味ですよね。
日中と夜間の寒暖差が大きい
アデレードは日本と同じように四季がありますが、平均最低気温は12℃前後で寒さはそれほど厳しくありません。
ただ、時期によっては日中と夜間の気温差が激しいので、衣類の調節や冷暖房などに注意が必要です。慣れない環境で体調を崩さないように注意しましょう。
日本から遠い
アデレードには日本からの直行便がありません。いったんシドニーやメルボルンなどに行き、そこで乗り継いで行く必要があります。そのため、渡航に時間がかかります。その分、日本が遠く感じられるでしょう。
アデレード留学の費用はどれくらい?
物価が安いアデレードですが、留学の費用はどれくらいかかるのでしょうか。
次の主な項目について調べてみました。
- 渡航に関する費用
- 滞在費
- 生活費
- 学費
- その他諸費用
アデレード 留学の渡航に関する費用
まず、渡航に関する費用として、次のものがかかります。
内訳 | 費用 |
---|---|
航空券 | 東京→アデレード (片道)8万円~10万円 |
海外旅行保険 | 留学生賠償責任補償付き (3ヶ月)約35,000円~38,000円 |
ビザの申請費用 | 学生ビザ 575ドル |
乗り継ぎに要する時間も要チェック
日本からアデレードへの直行便は運航されていません。そのため、必ずどこかの空港を経由しなければなりません。
便によっては日本を出てからアデレードに着くまでに相当の時間を要する場合があるので、注意が必要です。
なお、航空券は早期予約を利用すると比較的安く入手できるので、早めに計画を立ててチケットを手配しておきましょう。
治安がよくても海外旅行保険は必要!
アデレードはオーストラリアの中でも治安がいい地域ですが、油断は禁物です。現地での病気やケガ、事故などに備えて海外旅行保険には加入しておきましょう。
また、留学生賠償責任補償が付いた保険ならば、滞在先の住まいの設備を壊したり、自転車で通行人にケガをさせたりといった場合の損賠賠償補償にも対応できるので安心です。
3ヶ月以上の留学には学生ビザが必要
1週間~1ヶ月といった比較的短期間で、海外生活を楽しみたいという留学の場合は学生ビザは必要ありません。
しかし、3ヶ月以上留学生として滞在する場合は学生ビザ(575ドル)が必要です。特にアデレードは本格的に語学習得に取り組む人におすすめの留学地で滞在が長期になる可能性があります。
学生ビザは早めに申請しておきましょう。
なお、学生ビザは政府認定校のコースをフルタイム(週20時間以上)受講すること、十分な滞在費用があること、期間中に80%以上の出席率を維持することなどの条件があります。1週間に20時間までならアルバイトの就労が認められているので、現地での生活費を稼ぐことが可能です。
アデレード留学の滞在費
アデレード留学の滞在先としては、現地のホストファミリー宅に滞在する」「ホームステイ」。アパートなどを複数の学生でシェアする「シェアハウス」、学校が設けている「学生寮」があります。
それぞれの宿泊先の1ヶ月の費用を比べてみました。
宿泊先 | 1ヶ月の費用の目安 |
---|---|
ホームステイ | 1,200ドル(1日2食付き) |
シェアハウス(個室) | 600ドル~800ドル(食事は自炊) |
学生寮 | シングルルーム 800ドル(食事は自炊) |
ホームステイが一番費用はかかりますが、1日2食の食事が提供されます。(ランチは外食やテイクアウトで調達)
1ヶ月の生活費をトータルで考えて選ぶようにしましょう。
なお、学生寮がない学校が多いので、宿泊先選びはホームステイかシェアハウスが中心になります。
アデレード留学で必要な生活費
アデレードはオーストラリアの中でも物価が安い地域です。マーケットに行けば安くて新鮮な食材に入ります。しかも、世界各地の食材がそろっているので、留学を機会に自炊に挑戦してみるといいでしょう。
と言っても、日本の物価よりは高めです。例えば1.5リットルの水が1.82ドル、ファストフードのセットが10ドルなどとなっています。為替相場の変動により日本円に換算した場合の価格が変わってきますが、1豪ドル80円の場合、ファストフードのセットは800円になります。
仮に朝食が500円、ランチが800円、ディナーが1000円で計算すると、1日の食費は2300円になり、1ヶ月では69,000円かかります。もっと節約することもできるので、事前に生活費を計算して資金計画を立てておきましょう。
アデレード 留学の学費
学費は学校によって異なりますが、1週間で340ドル(1ヶ月で1360ドル)~410ドル(1ヶ月で1640ドル)程度です。
1豪ドル=80円で計算すると、1ヶ月の学費は108,800円~131,200円となります。
アデレード 留学1ヶ月の費用は約30万円
これらの情報を元にアデレード 留学で1ヶ月にかかる費用は次のようになります。
- 滞在費…約64,000円(シェアハウス、個室の場合)
- 生活費…約10万円(食費・日用品など)
- 学費…12万円
- 交通費その他…2万円
(1豪ドル=80円で計算した場合)
これらの合計を見ると1ヶ月で約304,000円かかることになります。なお、生活費は節約すればもっと抑えることができます。
また、為替相場の変動で日本円での費用が違ってきます。ご注意ください。
渡航費や生活必需品の購入も必要
別途、渡航費として8万~10万円(片道)、海外旅行保険として1ヶ月12,000円(3ヶ月で36,000円の場合)、学生ビザ取得が約46,000円(1豪ドル75円の場合)がかかります。
さらに現地で使用する日用品など生活必需品も必要になります。日本から持って行くのか、現地で購入するのかによって費用が変わるので、準備品は細かくチェックしておきましょう。
アデレード留学におすすめのエージェント
アデレードは日本人が少ない土地なので、現地での相談は留学エージェントを頼りにするといいでしょう。
おすすめの留学エージェントをご紹介します。
Wish(ウィッシュ)
Wish(ウィッシュ)はオーストラリア以外にヨーロッパ、アメリカ・カナダなど世界の主要な留学地に現地オフィスがあり留学生のサポートをしているエージェントです。
もちろんアデレードにもオフィスがあり、次のようなサービスを提供しています。
- 日本人スタッフが到着空港まで出迎え、滞在先まで送迎してくれる
- 留学生活のオリエンテーション
- 携帯電話や求人情報など現地生活で必要なものの紹介
- 銀行口座開設や履歴書作成のサポート
- 24時間日本語での電話連絡が可能
- 長期不在時の荷物の保管
など
このようにきめ細かいサポートが受けられます。
オーストラリア留学センター
オーストラリア留学センターはオーストラリア留学に特化しているエージェントです。アデレードにもオフィスがあります。ビザの申請から滞在先の紹介、各種学校の入学手続きや書類の確認、空港への出迎えサービス、携帯電話の手続きサポートなど留学前から留学後まで安心して相談ができます。
GO!豪!アデレード
GO!豪!アデレードはアデレードに本部がある留学エージェントです。アデレードで暮らすために必要な情報を網羅しているという点で、とても頼りになります。
留学に関する手続きはもちろんのこと、現地のイベントや観光情報、グルメ情報などを保有しているので、ぜひサイトをチェックしてみましょう。
アデレード留学 まとめ
オーストラリアの各都市と比較して、アデレードは治安がよく物価が安い土地です。また、日本人の数が少ないため、いわゆる「英語漬け」になれるという点でも、留学におすすめです。
ただ、初めて留学する人にとっては日本語に触れる機会が少なく、不安に感じるかも知れません。
そんなときは現地オフィスがある留学エージェントを利用してみましょう。きっと力になってくれますよ。