アメリカ留学 2019/5/8

ハワイ留学が人気なのはなぜ?日本人に選ばれる理由と必要な費用について解説

ハワイ留学が人気なのはなぜ?日本人に選ばれる理由と必要な費用について解説
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日本人にとって親しみがあり、観光地としても人気で、治安がいいことからも留学先としても良く選ばれる場所、ハワイ。とはいえ人気の場所ということもあり、きちんと計画を立てなければ予算は跳ね上がってしまい、なかなか留学生活をスタートさせることはできません。この記事では、ハワイ留学が日本人に選ばれる理由に加え、留学にかかる諸費用の概要と費用を抑える秘訣を解説しています。

ハワイ留学が人気の理由とは?

海外の中で日本人に最も人気がある国、ハワイ。人気の観光地であり、在住している日本人が多いこともあり、日本語が通じるお店が多かったり、医療面でも環境が整っており、安心して過ごせる土地であることで有名です。そのため、留学先としてハワイを選ぶ人が多いのも事実。
ではここから、ハワイ留学が人気の理由について詳しくご紹介します。

留学できる都市が多い

ハワイ留学と一言で言っても、ハワイには多くの都市があるので自分の好みによって選ぶことができます。聞いたことがあるような有名な場所ばかりですが、特徴がそれぞれ違うので、留学の目的や自分の性格に合っている場所を選びましょう。

オアフ島(ホノルル)

観光地としても名前を聞くことが多い、オアフ島。ビーチや自然、ショッピングやグルメ、何でも揃っていて、世界有数のリゾート地です。

しかも医療面や住・食などの環境も充実しており、さらに語学学校や大学、短大、各種スクール等、学校の数も種類も豊富なので生活に不便を感じることはありません。
ハワイで日本人に一番人気の留学地です。

マウイ島

次にご紹介するのは、大自然の中でゆったりとした雰囲気が魅力の、マウイ島。オアフ島ほど便利ではありませんが、ゆったりと生活したいという人向けの留学先です。

ビーチやパワースポットなどが多く魅力も多いのですが、他の観光地に比べて日本人の割合がかなり少なくなるので、英語で話さなければならないことも多く、語学上達には最も適した環境です。ストイックに語学に力を入れたい人にはお勧めの土地です。

ハワイ島

一番大きなハワイ島は、自然が豊かでとても治安が良いと言われています。日系人が多くて日本人留学生に好意的であり、日系のスーパーもあるので日本の物も手に入りやすく、生活しやすい環境が整っています。しかも観光地のホノルルに比べると物価が安いので、暮らしやすいというメリットもあります。

便利さと穏やかさが融合したこの土地は、日本人にとって安心して過ごせる雰囲気があるのかもしれません。

比較的治安が良い

比較的安全なイメージがあるハワイ。もちろんアメリカ本土と比べると治安は良い方ですし、観光客が多いのでセキュリティ対策や治安維持には多くの配慮がなされている印象があります。そのため学生が一人で留学したとしても、過度に身を案じる必要はないでしょう。

ですが、やはり日本に比べると注意しなければならない地域が多いことも事実。チャイナタウンやダウンタウンなどはトラブルも多いので、できるだけ夜間に行かないようにする必要があります。
ですが危ない地域と時間をきちんと避けていれば、危ない目に合うことはほとんどなく、安心して過ごすことができます。

日系のお店や病院がある

日本人観光客が多いこともあり、日本語が通じることで有名なハワイ。日本語しか話せなくても旅行できるともいわれており、まだ語学に自信がない内はずいぶん助かることでしょう。

初めての海外留学ではホームシックになる人も多いようですが、日本料理が食べれたり、日本語が聞こえたり、日本を感じることができる環境ならば寂しい思いもすぐに忘れてしまいます。

またもしケガや病気をしてしまった時も、日本語が通じる病院が多いので、安心して過ごせる理由の一つなのでしょう。

留学先の人たちが魅力的

穏やかで、おおらかでマイペース、これがハワイ人の特徴の一つです。もちろんみんながみんなというわけではありませんが、日本でも温暖な地域で生活をしている人は朗らかで温厚なタイプが多いといいますよね。積極的に世話を焼いてくれたり、気さくに話しかけてくれたり、人の魅力もメリットの一つなのかもしれません。

ハワイ留学に必要な諸費用の概要

ハワイ留学を実現させるためには、まず費用の計画と計算が必要不可欠です。

もちろん留学の期間や留学先、滞在方法、語学学校の違い、生活水準などによっても費用の概算は異なりますので一概には言えませんが、仮に1年間の留学で最低限必要な費用は250〜450万円前後と計算されています。

●ハワイ留学に必要な費用の概算表
留学期間 費用の目安
1ヶ月 25~50万円
3ヶ月 50~150万円
半年間 120~200万円
1年間 250~450万円

※この表に含まれる費用には、学費・居住費・生活費・渡航費など。海外留学保険費・ビザ申請費・交際費・交通費などは含まれていませんのでご注意を。

ではここから、ハワイ留学に必要な費用の概要を項目別に解説していきたいと思います。
ぜひ参考にしてください。

往復航空券費用(20〜30万円前後)

日本からハワイの往復航空券は、20〜30万円程度です。ただこれには時期やタイミングも関係あり、2〜3ヶ月前に飛行機を予約すれば片道10万円以下で行ける場合も。

また雨季などのローシーズンを狙って購入するのもポイントです。工夫次第でかなり安くなるので、考えて購入しましょう。

パスポート費用(16,000円)

もし、パスポートを持っていないならまずはパスポートの取得からです。出国、入国には必須ですし、外国では自分の身分証代わりになるものなのでとても大切です。

パスポートの種類は、10年用と5年用の2つで、10年用は20歳以上になってからの申請なので、20歳以下なら5年用のパスポートの申請ということになります。

SEVIS申請費用(20,000円)

アメリカに留学する際に必須条件となる、セビスへの登録。セビス(SEVIS)とは、Student and Exchange Visitors Information Systemのことで留学生の管理システムを指します。911のテロ以降導入されたシステムで、入国審査がより厳しくなりました。

これは留学生がどこで何をしているか、アメリカの各機関が常に確認できるようにするためのもので、この登録が済んでいないとビザの登録もできませんので、ご注意を。

ビザ申請費用(16,000円)

セビスの登録の後に行うのが、ビザの申請です。学生ビザや就労ビザなど色々ありますが、一般的にはF-1ビザが多いでしょうか。ただしこの手続きを行うための申請画面は全て英語なので、語学に自信がない人は留学エージェントに頼んだ方が無難です。

海外保険費用(30万円前後)

海外の病院は基本的に実費なので、海外保険に入っていないと恐ろしい額の請求が来ることになります。例え何ヶ月かの留学だったとしても何があるか分からないので、海外保険には加入しておきましょう。

1ヶ月単位の計算で1万円前後で加入できる保険もありますし、もし1年の保険となると30万円前後が相場でしょう。

滞在費(60〜120万円前後)

ハワイ留学で費用がかさむうちの一つ、滞在費。その中でも全体の費用に大きく関係するのは、いわゆる家賃を含む滞在費です。これは選ぶ場所によって大きく異なりますが、観光地として人気のビーチ周辺や利便性の良いところは、かなり高額になります。

長期留学で節約したいのであれば、少し都心から離れた場所で、ホームステイかルームシェアが一般的です。ホームステイは、1週間から可能で長期になれば費用も下がります。ホストファミリーとも仲良くなり、現地人と話せるので言語の習得にはかなりメリットでしょう。

もう一つの選択肢としてのルームシェアですが、ハワイには適したコンドミニアムが多く、費用も5万から10万など現実的。日本人同士でという人も多いですが、中にはネイティブと暮らし語学習得と一石二鳥というストイックな留学生も見受けられます。

生活費(70~120万円前後)

ハワイで1年間留学した場合、食費などの雑費は総額70~120万円前後かかると言われています。日本よりも安く済むものもありますが、基本的には物価は高いほうです。

ただし、食費を削って節約しても結局生活を楽しめなかったり、体調を崩すことにもつながる可能性もあるので、節約と工夫のバランスは大切です。

授業料(70〜150万円前後)

語学留学の目的とも言える、学校選び。語学学校の質によって費用の差が大きく、差が出やすいものです。

どちらとかいうと、真剣に英語を勉強したい人向けの学校の授業料は高めで、
楽しみながら学ぶというゆったりした人向けの学校の費用は安い傾向があります。自分の目的や留学期間に合わせて選ぶことができるでしょう。

ハワイ留学の費用を抑えるための秘訣

ハワイ留学を目指している方は費用の計画を立てておられることと思いますが、どんなに
十分の費用を貯めてもお金の出費はなるべく抑えていきたいもの。できるだけ早く行くためにも、出来るだけ長く留まるためにも、留学費用をできるだけ抑える秘訣を知っておくと助かります。
ではここから、ハワイ留学の費用を抑えるための秘訣について解説していきます。

なるべく多くの留学エージェントを比較して選ぶ

ひとまず費用を抑えるならまずは、安い留学エージェントを探す必要があるでしょう。
エージェントの紹介次第で、留学の費用には大きな開きが出るからです。もちろん、オフィスの数や場所、サポート内容、プログラムの種類なども異なれば費用が違ってくるのは当たり前。

しかも安いからという理由だけで選んでしまっては、失敗の原因にもなるので注意が必要です。大切なのは、なるべく多くの留学エージェントの情報を比較して、自分の予算と目的、希望に合うものを提供してくれるエージェントに決めることです。まずは情報収集し、
しっかり比較しましょう。

ハワイ留学で人気の留学エージェントを幾つかご紹介しますので、参考にしてみてください。

イングリッシュペディア

ハワイ留学を格安でサポートしてくれることで有名なイングリッシュペディア。現地の生活情報や語学学校の情報などを沢山保有しているので、豊富なプランやサポートを受けることができます。

カウンセリングも無料で行ってくれるので、まずは相談して費用の概算を提示してもらうのも良いでしょう。

ハワイ州高等教育機関 留学支援センター

東京と、ホノルルにあるカピオラニコミュニティカレッジ内にサポートオフィスがある留学エージェントなので、現地留学中も日本語で相談でき大変便利です。ハワイ大学やコミュニティカレッジ、小中高への進学なども取り扱っていますが、語学留学に強いエージェントとして有名です。

今まで1500人以上のハワイ留学をサポートした実績もありますので、安心してお任せできます。

ハワイロード

現地ハワイのワイキキと、東京の日本橋にオフィスがあるので、留学前も留学中も安心でき
るエージェントです。語学留学はもちろん、ハワイへの移住やインターンシップも対応可。

出願書類の準備と指導、確認、送付はもちろん、現地学校担当者と書類進捗状況の確認、
滞在先の手配サポートおよび空港出迎えサービスの手配、海外保険の手配など可能なサポートは多岐にわたります。

株式会社イーストマンワールド

エージェントの中でも珍しく、ハワイ専門の留学エージェントで、国内で子どもの英会話事業を行っている会社。ワイキキにある語学学校IIE Hawaiiの公式日本事務局としても有名です。

カウンセラーは全員ハワイ留学の経験者なのでとても知識があり、顧客の希望に合わせたオーダーメイド手配が可能です。年間300名以上の留学生をサポートしている実績ありです。

ローシーズンを選ぶ

留学費用の中で工夫次第で節約できるものといえば、航空券の購入です。観光シーズンで探すと飛行機代は高くつきますが、ローシーズンなら片道10万円以下で行ける事もあります。

また安い航空会社を選べば、あり得ないくらい安く航空券が手に入る可能性も。無駄な出費を避けるためにも、ハワイに留学する時は2月、6月、9月あたりの長期休暇後の日にちを選ぶと良いかもしれません。

ハワイ留学の費用 まとめ

ハワイは日本人にとって過ごしやすく、魅力的な場所なので、留学先として人気があるのは納得です。ただ外国で生活したり勉強するためには、それなりの費用がかかりますので、きちんと計画を立てる必要があります。

留学に必要な予算を算出したり、自分に合った留学エージェントを選んだり、費用を抑えるためのコツを学んだりすることがおすすめです。そのように努力したなら必ず、念願のハワイ留学を成功させることができるはずです。

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