ボストン留学に必要な費用や3つのメリットを徹底解説！

観光客も多く、毎年多くの人が世界中から訪れる都市、ボストン。行ったことはなくても名前を聞いたことがないという人はいないほど、有名な場所です。世界有数の大学や教育機関も多いため、沢山の留学生が集まることでも知られています。ボストンは利便性や町のバランス、治安など住みやすい環境が整っていて、日本人も留学先として選ぶ方が多くなりつつあるようです。この記事では、ボストン留学に関する情報と必要な費用の概要まとめを解説していきます。

ボストン留学は日本人にも人気？

アメリカの北東部に位置し、有名な大学があり世界中から優秀な学生が集まる、ボストン。ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学など、良く名が知れた大学が集まっており、知らない人はいないというほど有名な場所でしょう。そのため語学留学でも人気なのですが、意外にも日本人の数は少なめ。ですから日本人からすれば、他のアメリカの都市に比べて留学に関する情報が集まりにくいという現状も見られるようです。

とはいえ、ボストンには日本と同じように四季があり、気候がとても似ているので日本人からすれば過ごしやすいという利点もあります。冬は非常に寒く、0℃を下回る日が続くこともありますが、4月を過ぎると暖かくなり、夏は30℃以上の暑さに見舞われます。日本よりも気温の変化が幾分大きいかもしれませんが、基本的に似ているので体調を壊さずに勉強に打ち込めるという留学生も少なくありません。

ボストンと聞くと物価も高そうなイメージですが、ニューヨークのような大都市に比べると数割安く、日本の感覚とあまり変わりません。また大都市の割に治安も比較的良い街なので、このような理由から日本人にも人気が出つつある留学都市になっているのかもしれません。

ボストン留学のメリット

ボストンは色々な魅力のある留学先です。多くの選択肢の中からボストンを選んだ留学生たちには、皆思い思いの理由があるようです。それぞれ目的や優先順位、条件は違いますから、色んな意見や情報を参考にして留学先を決めると、後々後悔しないような賢い決定ができるはずです。例えば、ボストン留学のメリットには以下のようなものがあります。

• 日本人が少ないので語学習得が早い
• 就職活動も現実的
• 国籍を超えた友人ができる

ではここから、ボストン留学のメリットについて一つずつ詳しくご紹介していきます。

日本人が少ないので語学習得が早い

アメリカへの留学で一般的にメジャーなのは、ロサンゼルスやニューヨークです。ボストンには有名大学や語学学校が多いのに、なぜか留学のイメージが薄い…という方も少なくないはず。実際にボストンの日本人の比率は、ロサンゼルスやニューヨーク、サンフランシスコよりも少ないようです。

ですがこれは語学の上達に関してはかなり有利な条件なのです。

日本人が沢山いる学校やクラスも心強くていいのですが、どうしても日本語を使う機会が多くなると、英語の上達は見込めません。語学は使ってなんぼの上達が基本だからです。日本人がいなければ否応なしに英語を話さなければ生活できませんから、ストイックに語学上達を望んでいる人にはぴったりの留学先です。

しかもボストンは日本人が少ない分、他の国、例えばヨーロッパ（ドイツ、フランス、イタリア、スペインなど）、南アメリカ（ブラジル、メキシコ、アルゼンチン、コロンビアなど）、アジア（中国、韓国、台湾、タイ）などから来た留学生が集まっています。留学生のほぼほとんどは英語が第二言語、もしくは第三言語ですから上手じゃなくても当たり前。ネイティブのように厳密に、文法の違いや発音の聞き取りにくさを気にしたりしません。その為のびのびとした環境の中で、コミュニケーションを取れるようになるというメリットが考えられます。

就活活動も現実的

ボストンは、日本人留学生の就職活動においてとても積極的な都市です。毎年１１月の３日間、日英バイリンガルの日本人留学生を対象にした世界最大級の就活イベント【ボストン・キャリア・フォーラム】が開催され、世界中に留学している日本人学生達が集まってきます。参加者の数は、1万人以上に達することも。今を時めくIT系や商社関係、金融系、メーカー、ベンチャー企業まで２００社近くの企業がブースを構え、３日間のフェア中に内定を出す企業もある程です。企業側の期待のほども強く表れる就活イベントなのです。

留学後に英語や海外経験を活かした仕事に就きたいと考えている人にとっては、ボストン留学は将来的に見ても大きなメリットがあるということなのです。もちろんボストン以外の場所に留学していてもこの就活イベントに参加できますが、高い移動費を払って旅行しなければならなかったり、ホテル滞在費や市内での交通費などの余分の費用もばかになりません。

ボストン留学生なら自分の滞在場所からイベントに参加できますし、通常通りに学校の授業を受け、落ち着いて参加することができるのです。将来を見据えて目標が決まっているのであれば、ボストン留学のこのメリットはとても大きいのではないでしょうか？

国籍を超えた友人ができる

ボストン周辺には、ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学などの世界を代表する大学や語学学校などの100校以上の教育機関が密集しているのが特徴です。そのため、世界中から大きな目標と希望に溢れた若者たちが集まってきます。ボストンに留学しなければ一生出会うことができなかったかもしれない同世代の学生たちと、親しい友人になれるのです。そんな経験は必ず人生の財産になるはずです。

母国が違う人との関わりは大変なこともありますが、それ以上に多くのことを学べます。文化や考え方も違いますので、主体性や積極性、コミュニケーション力、物事を広く受け止める力なども磨かれます。留学後、もし日本に戻ったとしても、留学中の経験が必ず役に立つはずです。

ボストン留学のデメリット

教育機関が多く、学びの現場の第一線を走るボストンは、世界中の留学生にとって憧れの都市です。ボストン留学には多くのメリットがあるので留学先として選ぶ学生も多いですが、同時にデメリットがあるのも見過ごせません。

実際に生活するようになるわけですから、受け入れることのできない要素があるなら留学生活を続けられないということになってしまい、今までの計画が無駄になってしまうこともあり得るからです。ですから留学する前の準備段階で、考え得るデメリットもきちんと把握しておきましょう。考えられるデメリットには以下のものがあります。

• 冬の寒さが辛い
• 学費が比較的高い
• 語学力が求められる

ではここから、ボストン留学のデメリットについて一つずつ解説していきます。

冬の寒さが辛い

ボストンは日本と同じように四季があり、非常に似ている気候なのですが、冬は特に寒いことで有名です。北海道と同じ緯度に位置するため、気温が氷点下まで下がる日もあり、寒さに対応できない留学生の中には体調を崩してしまう人も。

もちろん家の作りも寒さに対応できるようにはなっているのですが、外に出る時にはどうにもなりません。体調管理をしっかりと行うことはもちろん、頑丈な防寒具も持参する必要があるでしょう。どうしても無理そうなら、寒さが増す11月から4月の留学は避け、比較的暖かい時期を選びましょう。

学費が比較的高い

多くの教育機関や大学があるボストンですが、実はボストンの中心部や近郊にある大学は私立大学がほとんどです。多く点在している語学学校も、私立校の割合が多い傾向があります。日本でも私立の学校は基本的に高くついてしまいますが、ボストンでもそれは同じで国立などの学校よりも高額学費になりがちです。

払える人ならいいですが、予算を組むうえでどうしても無理という金額になってしまったら、どうすればよいのでしょうか？そんな時でも学費用を安く抑える手段はあります。語学学校で短期の留学にしたり、コミュニティカレッジで英語を勉強しながら途中で私立大学へ編入するという方法なら、随分費用が抑えられるでしょう。

ただボストンは全体的にほかの都市よりも学費が高いので、留学の計画を立てる時にはそのことも考慮して予算を組むべきです。

語学力が求められる

日本人が少ないので語学の取得には利点があるということを先ほど触れましたが、それには同時にデメリットも存在します。日本人があまりいないということは、緊急時に日本語で頼れる人も少ないということであり、自分の身は自分で守らなければならないということでもあります。ということは、語学がある程度できなければ生活できず、緊急時にも対応できないということにもなります。

ですから、留学前から英語力鍛えておき、必要なフレーズや対応方法を学んでおく必要があるでしょう。全くゼロの状態では難しいかもしれません。

ボストン留学実現に必要な費用の概要

アメリカで最も歴史の古い都市の一つで、ハーバード大学やMITなど大学の街としても知られている、ボストン。美しい町並みはもちろん、近代的な一面もあり、非常にバランスが取れた地域でもあります。地下鉄やバスなど交通機関の利便性も良く、住みやすさも兼ね備えているので留学地としても人気があります。

とはいえ、留学するにはそれに先駆けるものが必要。予定している留学期間に必要な費用を計算し、予算を組んで、前準備をしておかなければなりません。

実際ボストンへの語学留学をしようと思う場合、平均で1ヶ月38万円～110万円程度の費用が必要と言われています。もちろんどんな学校に通うか、どこに住むか、どんな生活スタイルなのかということでも必要な費用の金額は変わってきますので、すべての留学生が一概ではないですが、基本的な予算の組み立て方法は大体似通っています。
以下に一例を示していますので、参考にしてみてください。

※これはあくまで参考にしていただける金額です。この中にはビザの申請費や生活費は含まれていないので、実際にはこの金額を上回る可能性があります。ご注意ください。

語学学校の費用

●ボストン留学に必要な語学学校の費用目安：平均1ヶ月13万円～30万円程度
ボストンにある語学学校は数も種類も様々。選ぶ学校の種類によって学費も大幅に違ってきます。また予定している留学期間によっても予算額は違いますので、計画する際に期間別の予算目安を参考にしてみてください。

※この表の中には航空券（往復）、語学学校の学費、滞在費用が含まれていますが、交際費や海外保険の費用、ビザの申請費などの諸経費は含まれていませんので、実際にはこの金額を上回ると考えてください。あくまでも学費の参考価格です。

ボストンには教育機関が多く、語学学校も多く点在するので留学生からすれば選択肢が多く助かるのですが、その分語学学校同士の競争率も激しく、中にはサポート体制が雑だったり、評判が良くないものも。学校の質もさまざまですから、良く選ぶ必要があります。

学費が高ければよいというわけではありませんが、安い学費にはそれなりの理由があると考えるのも筋です。安さだけにつられてしまうと、講師のレベルが高くなかったり、大人数クラスで学習の質が良くなかったり、アクティビティがなかったりと、損をしてしまいがちです。

ですから事前に色んな情報を集めたり、留学エージェントに相談するなどして、自分の目的や希望、予算に適っている学校を慎重に選びましょう。

滞在費用

ボストン留学で大きな出費となるのは、滞在費です。いわゆる家賃ですが、毎月の生活のため必要不可欠のものですので削るわけにもいきません。ですが、滞在方法を賢く選ぶことによって自分なりの節約はできます。一般的にボストンで滞在する方法は、寮、ホームステイ、シェアハウスなどがメジャーです。特に学生の多いボストンでは、ホームステイの受け入れ先がたくさんあり、その影響もあって多くの留学生がホームステイを選ぶ傾向が強いようです。

寮の場合の費用

●ボストン留学で寮生活をする場合の費用目安：平均1ヶ月6万円～40万円前後
ボストン留学で寮生活を選んだ場合、滞在費用には大きな開きがあります。なぜかというと寮の場所、期間、寮の築年数、趣向によって金額が大幅に違うからです。

中心地にある寮であれば、それだけ滞在費は高くなりますし、郊外の寮を選べば費用は安く抑えられます。また色んな国籍の学生たちと一緒に過ごせるので、語学スキルも上達し、楽しい生活を送れるという利点もあります。

ホームステイの場合の費用

●ボストン留学でホームステイをする場合の費用目安：平均1ヶ月2万円～20万円前後
ボストン留学でホームステイをする場合、費用は寮生活よりもほぼ半額と考えると良いでしょう。ただしボストンは他の都市に比べて費用が高い傾向がありますので、便利さを追求して学校に近い場所でホームステイを望めば、必要経費はかなりの額になります。

そんなに予算を組めないのであれば、学校から少し離れていても郊外でホームステイしたり、安くホームステイさせてくれる家を留学エージェントに探してもらうなど、工夫は幾らでもできます。

留学中にホストファミリーとの生活を経験した人は口を揃えて「楽しかった」と言います。ネイティブと一緒に生活できるので、語学力も鍛えられますし、何かあっても安心です。何より文化の違いから多くのことを学び、経験を積めるはずです。

ルームシェアの場合の費用

●ボストン留学でルームシェアをした場合の費用目安：平均1ヶ月3万円～40万円前後
ボストンにルームシェアで滞在した場合、費用は大きく開き、中心地なら平均40万円程度、郊外なら安くて3万円前後まで抑えることができます。

便利さを追求するか、安さを取るかという感じですが、多くの留学生は費用も限られているため郊外に集中しがちです。ただ郊外といっても、ボストンは公共の乗り物などの利便性はいいですから、通学や日常の行動範囲に支障が出ることはほとんどありません。

渡航費用

●ボストン留学に必要な航空券の費用目安：平均10万円～15万円前後
ボストンは日本からの便数も多く、比較的行きやすい場所です。時期と購入期間だけ注意すれば、安くて10万円くらいで購入できることも。閑散期で航空券が安い時期を留学期間と合わせたり、トランジットの長い人気がない乗継便を利用すると節約できます。

海外旅行保険の費用

●ボストン留学で必要な海外旅行保険の費用目安：平均1万5,000円～2万円前後
ボストン留学の際には、海外旅行保険に加入しておくことをおすすめします。任意で加入するもので義務ではないですが、急な病気やトラブルは予期できないものですから、備えは必要でしょう。

インターネットでも簡単に加入できますし、色んなオプションをつけたいのであれば留学エージェントに相談すれば、ぴったりの海外保険を紹介してくれるでしょう。

ビザの申請費用

●ボストン留学で必要なビザの申請費用：1万8000円
ボストンに留学して滞在するためには、ビザの取得が必須です。語学留学では滞在期間に関わらず、週18時間以上英語コースを受講する場合は学生ビザが必要となりますので、お忘れなく。自分で手続きをすることもできますが、自信がないなら留学エージェントに代行して申請してもらうこともできます。

生活費用

●ボストン留学で必要な生活費の目安：平均1ヶ月10万円〜20万円前後
ボストン留学の際に大きな出費となるのは、生活費。食費や雑費などの購入費で滞在費とは別に必要なお金です。ボストンの物価は特別に高いわけではありませんが、日本に比べると全体的に割高になります。ですから日本と同じ感覚か、少し高いという感覚を覚えておきましょう。

多くの留学生は生活費を少しでも抑えるため、食費を減らす工夫をしています。外食を減らしたり、地元に人が利用している安いスーパーマーケットを利用したり、割引がある時間や期間に買い物に行ったりなど、方法は沢山あります。留学経験者や地元の情報に詳しい留学エージェントにアドバイスをもらうこともおすすめです。

ボストン留学をサポートしてくれるおすすめの留学エージェント

多くの教育機関が集まり、有名大学も集中する学生の街、ボストン。そんなボストン留学が現実に近づけばワクワクすることと思いますが、同時にちょっとした不安も抱えてしまうものです。海外生活ですから、留学前から心配は尽きませんし、いざボストンで暮らし始めても初めは戸惑うことも多いでしょう。

そんな時に留学生達を助けてくれるのが、留学エージェント達。難しい手続きの代行や滞在の手配、留学中のサポートなど、留学生に寄り添ったサービスを展開しています。

とはいえ、留学エージェントの数はかなり豊富。自分にぴったりのエージェントを決めるためには沢山の情報が必要です。
ではここから、ボストン留学をサポートしてくれるおすすめの留学エージェントをご紹介していきます。

ボストン留学サポート

情報量の多さと相談実績が業会内でもトップを誇る、ボストン留学サポート。ボストンのへの留学を専門にサポートしているので、ボストンに関する知識が多く、かなり頼れる存在です。実際にボストンに留学し経験を積んだ代表者が設立していることもあり、学校の選び方や費用の抑え方、生活の方法など実際的なアドバイスを期待できます。

様々な有名学校と提携しており、留学生の目的や希望に合わせて様々なプランを提案してくれます。ひとまず相談もOKですし、メールでの問い合わせも24時間受付してくれます。まずは気軽に相談してみるのはいかがでしょうか？

ブリッジ留学サポートセンター

全国に対応し、「お問い合わせ時から帰国まで親身にサポート」をモットーにしている、ブリッジ留学サポートセンター。留学生の要望や目的に合わせて、オーダーメイド留学プランを提案してくれることで有名で、いままでも沢山の留学生を送り出しています。

サービス内容も豊富で、治安やお金、滞在サポート、アルバイトの探し方、現地サポート、格安航空券や海外旅行傷害保険・ポケットWi-Fi・各国査証手続きなど、トータルでサポートしています。

ブリッジ留学サポートが一番大切にしているのは、留学生の気持ちや希望を優先に考えること。そのため一人ひとりの留学の目的に応じて最適な学校やプランを提案したり、事前のカウンセリングを徹底しています。また留学生活におけるメリットだけではなく、考え得るデメリットもきちんと説明し、最適な決定ができるように手伝ってくれます。こんな親切で良心的なエージェントなら、不安や心配点も相談しやすいのではないでしょうか？

ボストン留学　まとめ

アメリカの昔ながらの歴史を感じさせる一方で、発展地の一面もありバランスの良い都市、ボストン。有名大学や語学学校も多く点在し、教育に力を入れた土地でもあります。そのため世界中から留学生が集まり、日本人も含む留学生たちの聖地ともなっています。

都会とはいえニューヨークなどの都市と比べると、授業料や滞在費などは抑えることが可能ですが、それでもやはり留学費用は大きな金額になります。留学期間を長く設定すればするほど費用も膨らむことでしょう。ですが事前に必要な情報を取り入れ、きちんと予算を組めばボストン留学は必ず成功します。ぜひ、ボストン留学の特徴や魅力を理解しながら、留学準備を楽しんでください。