イサカ留学の5つのメリットとは?人気の秘訣や必要経費の概要を一挙ご紹介
アメリカ合衆国ニューヨーク州の内陸にある美しい都市、イサカ。市内には多くの川が流れており、渓谷や滝、森林や公園など風光明媚な観光名所が点在している魅力的な場所です。またそれと同時に学園都市としても有名で、世界的にも知られているコーネル大学をはじめ、イサカ大学やニューヨーク州立大学などのキャンパス、コミュニティカレッジなどが揃っています。ですから、世界中の留学生から注目されている都市でもあるのです。この記事では、イサカ留学の5つのメリットに加え、人気の秘訣や必要経費の概要を詳しく解説します。
イサカ留学が日本人に人気の理由
アメリカ合衆国ニューヨーク州中部トンプキンス郡にある都市、イサカ。大都市ニューヨーク市からは約400キロ離れており、ニューヨーク州の中では田舎とされる地域です。
都会的な雰囲気とは離れ、美しい自然が多いことで知られるイサカ。大きな観光地というわけでもないので比較的治安も良く、暮らしやすい環境が整っています。またワイナリーが多く点在し、数々の州立公園、渓谷、滝、湖などの癒しスポットも見逃せない魅力的な土地です。
のどかな環境でのんびりできそうなイメージですが、実はイサカは教育都市としても有名な都市。イサカには、アイビー・リーグ(東海岸の名門8大学)の1つに名を連ねるコーネル大学の他、認知度が高いイサカ大学、ニューヨーク州立大学コートランド校などがキャンパスを構え、その他にも多くの語学学校やコミュニティカレッジがあります。そのため、留学に向いている学術都市として学生たちに人気があり、世界中の留学生たちからも注目されている都市なのです。
周りの環境も良く、過ごしやすく、アジア人の留学生も少なくないことから、イサカを留学地として選ぶ日本人は増えています。ありがたいことに、アジア系の食料品や生活用品も入手できますので不便はないですし、ニューヨーク市までも移動できない距離ではないので利便性がよいことも魅力の一つと言えるでしょう。
イサカ留学のメリット
アメリカの中でも珍しく、市内に公園や遊歩道、川、森林などが多く、自然景観の美しい場所が多いニューヨーク州イサカ。ゴルフやスキーといったアウトドアスポーツが楽しめるのもイサカの魅力の一つで、アクティビティを満喫するためにアメリカ人のみならず、近隣諸国からも多くの人が集まります。
その上、緑と水に囲まれた世界最高クラスの教育機関が揃っていることもあり、世界中の留学生たちから注目されている都市であることも納得です。ですが、イサカが留学地として人気の理由はそれだけではありません。
イサカ留学には他にも沢山のメリットがありますが、幾つか特徴的なものを挙げるとすれば、このようなメリットが考えられます。
- 生活しやすい環境が整っている
- 日本人同士の交流も多い
- アクティビティが豊富で充実している
- 交通の便が良い
- 治安が良い
ではここから、イサカ留学のメリットについて一つずつ詳しくご紹介していきます。
生活しやすい環境が整っている
留学生にとって外国での移動手段は必要不可欠なものです。特にアメリカなどの国土が大きい国では、移動範囲も広く、移動手段がないと不便な事も多いからです。ですが、イサカの場合は心配ご無用。街中には、かなりの数のバスが走っており、主要路線であれば10分に1本程度の頻度で運行しているので大変便利です。車を持っている留学生もいますが、維持費や初期費用も必要なので、大抵はバスで移動するのが一般的。普通に生活するには支障はありません。
また買い物の面においても、イサカは充実しています。有名なコーネル大学に隣接するエリアにはカレッジ・タウンというショッピングエリアが広がっていて、専門ショップやレストラン、バー、映画館、美容院などが建ち並び、活気があります。また、イサカから車で1時間の距離には、ニューヨーク州第5位の都市シラキュースがあり、そこまで行けば大規模なモール(Destiny USA)やアウトレット(Waterloo Premium Outlets)もあります。
また日本人にとってありがたいのが、日本食レストラン。有名大学ともありコーネル大学に通う日本人学生も多いため、日本食レストランも程よく点在し、食生活でストレスがたまることもありません。少し高めですが、日本食のスーパーマーケットやお刺身などが買えるお店もあるので、日本人留学生にとっても住みやすい環境と言えるでしょう。
日本人同士の交流も多い
イサカには、在住日本人が数多くおられます。コーネル大学に留学している日本人留学生をはじめ、他の大学やLaw School、語学学校、コミュニティカレッジに通う留学生、研究者など、イサカに拠点を置く日本人駐在員の方なども少なくありません。
滞在歴が長い方が多いことや在米の歴史があることもあり、日本人同士のコミュニティも強く、一緒にアクティビティを行ったり、イベントを取り仕切ったり、支援会を行ったりと強いネットワークがあります。そのため、留学自体が初めてで不安があっても、同じ環境で生活する者同士悩みを共有したり、必要な情報交換もできるため心強く、安心です。
アクティビティが豊富で充実している
豊かな自然に恵まれたイサカは、その景観の美しさが魅力の一つでもあります。多くの自然が住民の生活と一体化しており、魅力的な要素が少なくないため、観光の面でも発展が見られています。
市域内に3ヶ所、周辺の州立公園内にはさらに3ヶ所の渓谷があり、癒しスポットとして訪れる人も多いですし、有名なカユガ湖も観光名所の1つ。またその自然を生かしたアクティビティも豊富で、ハイキング、スキー、サイクリングのできる場所も数多くあります。大都市のようにテーマパークなどの人気スポットがあるわけではありませんが、人工的なものではなく、自然と融合したアクティビティを好む方にはまさに理想の街です。
留学生も、学業の合間のストレス発散として自然を使ったアクティビティを楽しみ、時には市の一面に点在するワイン園や葡萄園でテイスティングに舌鼓を打つ場合も。程よいアクティビティが揃っているイサカは、リフレッシュしたいと願う方たちにとってまさにパラダイスのような場所なのです。
交通の便が良い
ニューヨーク州に属している都市とはいえ、イサカは大都市ではありません。ですが、ニューヨークシティをはじめ、バッファロー、ロチェスター、シラキュース、オールバニなどの州内各主要都市への利便性はピカイチ。
主要な各都市とイサカ間は、大型の長距離バスが数多く運航しており、移動に困ることはありません。よく知られているグレイハウンドやアディロンダック・トレイルウェイズなどの運行会社が長距離バスを取り扱っています。週末に都会に出かけたいという時だって、気軽に出かけることができます。この利便性の良さも、イサカの人気の秘訣でしょう。
治安が良い
アメリカに留学するとなると、多くの方が心配なさるのが治安の問題。日本は比較的治安が良い国ですが、アメリカは銃社会ですので、同じように生活できると端的に考えるのはあまりに無謀です。特に数年前から外国でのテロ事件や邦人が巻き込まれるトラブルも増えているため、本人はもちろん、御家族も気になる点だと思います。
ですが、実はイサカはとても治安が良い街として知られています。学生が多い教育都市であることも関係しているのか、街ぐるみで犯罪から学生たちを守ろうという高い意識が見られます。犯罪率も全米で最低レベルともいわれていますから、油断は禁物ですが、安心して暮らせるのは事実です。
もちろん、危険な箇所や夜間に近づいてはいけない場所などもありますので、地元の人や学校などにきちんとした情報をもらい、必ず守ることも必要です。自分の身は自分で守るのが、アメリカ流の護身術です。
イサカ留学のデメリット
メリットが多く留学先に向いている印象のイサカですが、もちろんネガティブな要素が全くないわけではありません。実際に生活するわけですから、メリット以上にデメリットについて理解しておくことは必要不可欠です。なぜなら、事前にイサカ留学のデメリットについて知り、納得したうえで渡航すれば、留学生活のストレスを最小限に抑えることができるからです。
イサカ留学の際に直面するかもしれないデメリットには、以下のようなものが考えられます。
- 気候が厳しい面がある
- 学力レベルが高くついていけない場合も
ではここから、イサカ留学のデメリットについて一つずつご紹介していきます。
気候が厳しい面がある
暮らしやすさが魅力のイサカですが、気候の問題だけは人間にはどうしようもありません。アメリカですので、基本的に緩い感じの四季があり日本と似ているのですが、気温の変動が激しいのが特徴的です。
イサカの気候は内陸性で、夏は蒸し暑く、冬は格段に寒く、降雪が多い傾向があります。特に冬の寒さは有名で、留学生の中には寒さのあまり体調を崩してしまう人も。一番寒い時期は日本と同じく1月から3月下旬前後ですが、イサカと日本の平均気温を比べてみるとその差は歴然です。
月別 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 |
---|---|---|---|---|
平均最高気温(℃) | -0.2 | 0.3 | 5.4 | 12.7 |
平均最低気温(℃) | -9.1 | -9.3 | -4.4 | 1.5 |
降水量(mm) | 51.1 | 49.3 | 66.5 | 73.4 |
月別 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 |
---|---|---|---|---|
平均最高気温(℃) | 9.8 | 10.1 | 12.9 | 18.4 |
平均最低気温(℃) | 2.1 | 2.4 | 5.1 | 10.5 |
降水量(mm) | 48.6 | 60.2 | 114.5 | 130.3 |
イサカの冬は、寒さが苦手な方や何らかの持病を抱えている方には厳しい気候となるでしょう。寒さはエネルギーを奪いますし、留学生にとって体調を崩す原因にもなりかねないものなので、このデメリットは事前によく理解しておく必要があります。防寒着の準備や暖房器具などの用意も必要になるでしょう。
学力レベルが高くついていけない場合も
ニューヨーク州イサカは、アメリカ国内においても有数の学園都市です。イサカが誇るコーネル大学は世界的にも有名で、実績も世界トップクラス。全米屈指の名門校として知られ、世界における大学ランキングの中でもWebometrics Ranking of World Universitiesで5位にランクインしている教育レベルの高さです。
また長年、ノーベル賞全部門で受賞者を輩出するなど、優秀な人材を世に送り出すことにおいて有名です。その為、コーネル大学の合格率は約13%と難易度は最も高いと言われています。その影響もあってか、イサカにある他の大学やコミュニティカレッジなどの教育レベルは高い傾向があり、入学できたのはいいものの、ついていくのに必死と言う留学生もいます。
高いレベルの教育を受けられるのは嬉しいことですが、余りにも自分の限界を超えているレベルだと疲れてしまい、結局留学生活を楽しめないという場合もあります。
イサカ留学実現のために必要な費用の概要
レベルの高い教育と自然を生かしたアクティビティを楽しみながら留学生活を送れる、イサカ。しかも便利さや治安の良さも兼ね備えており、通常留学生活で抱えるストレスも皆無です。そんな魅力的な場所なら一刻も早く留学したいと思う気持ちも分かりますが、でもまず留学を実現させるためには、必要な費用を計算し、予算を立て、自分にあった留学プランを組む必要があります。
もちろんそれぞれの滞在方法、生活スタイル、学校の違いによって留学費用は異なりますが、平均的に必要だと言われているイサカ留学の費用は、1カ月約50~53万円前後と言われています。具体的な内容例を以下に示しています。
項目 | 費用 |
---|---|
航空券(往復) | 12万円 |
語学学校 | 20万円 |
滞在費 | 14万円 |
交際費 | 3万円 |
海外旅行保険 | 2万円 |
合計 | 約51万円 |
※この費用の中にはビザの申請費用や食費などを含む生活費は含まれていません。実際にはこの価格よりも上回る可能性が高いので、あくまでも参考価格としてご覧ください。
語学学校の費用
イサカ留学の場合、毎月大きな出費となるのは学校の授業料。必ず必要な出費とはいえ金額が大きく、留学生靴の質にもかなり深く関係するので、学校選びは慎重に行う必要があるでしょう。金額は留学時期や場所、期間、学校のレベルによって異なりますが、イサカ留学での学費は平均で、1ヶ月32~44万円程度を目安にしておくと良いかもしれません。
期間 | 費用の目安 |
---|---|
1週間 | 約9~12万円 |
1ヶ月 | 約32~44万円 |
6ヶ月 | 約190~260万円 |
※この費用の目安には、航空券(往復)と語学学校の学費、滞在費、生活費が含まれていますが、その他の必要な費用は含まれていませんのでご注意ください。
イサカは、ニューヨークやロサンゼルスなどの大都市ではないので、留学生が通える学校の数は少なめです。選択肢が多くはありませんが、知名度が高い幾つかの有名大学やコミュニティカレッジに行くことを初めから決めて、イサカを留学地に選ぶ方が多い傾向があります。イサカで一番有名なコーネル大学は約20,000人の学生を抱え、2番手のイサカ大学も約6,300人の学生を抱えています。この数字を見ても、イサカに来るほとんどの留学生が同じ大学を目指して移り住んでくることが分かります。
学校の数が多くないため同業者同士競う必要がなく、特に破格で安い授業料の学校などはありませんので、一般的なアメリカでの留学費用がかかると考えて予算を組んでおくことをおすすめします。
滞在費用
イサカ留学の際に必要経費の中で大きなウエイトを占めるのは、滞在費。イサカは大都市ではありませんが、ニューヨーク州に属している都市ですし、利便性も良く、観光地もいくつか存在するので、物価が特別安いということはありません。そのため、長期滞在するとなれば、それなりに大きな金額になります。
費用は選ぶ滞在方法によって大きく異なりますので、個人によって組まなければならない予算の金額には違いがあります。イサカ留学の場合、一般的によく選ばれる滞在方法は寮、ホームステイ、ルームシェアの3パターンです。
寮の場合の費用
●イサカで寮生活をする場合の費用目安:年間平均約144万~180万円前後
イサカ留学で寮生活をする場合、語学学校や大学などが運営、もしくは管理している施設で滞在するという方法が一般的です。アメリカの学生生活は寮生活が人気でで、留学生ではないアメリカ人でも、通いではなく寮生活を選んでいる人が多いほどです。
寮生活には学校から近いというメリットがあり、同じ目的を持った同世代の友人が沢山いるので楽しい生活を送れることは間違いありません。比較的、語学学校や大学が固まっているスクールエリアにあることが多く、治安が良いというメリットもあるので、特に女性や留学初心者にはお勧めです。
必要な金額に開きがあるのは、寮の築年数や部屋のタイプ、立地、様々な制約あり(女性専用棟があるなど)によって価格に違いがあるからです。また相部屋や個室の違いでも金額は大幅に違いますので、事前にチェックしておくべきです。学校のホームページでも説明されていますし、留学エージェントに依頼して情報を確認してもらいながら決めることができるでしょう。
ホームステイの場合の費用
●イサカでホームステイをする場合の費用目安:年間平均約130万~190万円前後
イサカ留学でホームステイをする場合、費用の目安は大体寮の場合と同じですが、若干ホームステイの方が安い傾向があります。場所によってかかる費用には開きがあり、自分の予算に合わせて選ぶことができるでしょう。もちろん、中心地に近く便利な場所に住んでいるホストファミリーにお世話になれば、それだけ滞在費もかかる可能性があるというわけです。でもその分交通費がかからないなどのメリットもあるので、中心地か郊外を選ぶかは好み次第です。
大抵、留学エージェントや学校と提携している経験あるホストファミリーが選ばれることが多く、留学生の受け入れには慣れているので、すぐに馴染むことができるでしょう。海外留学で、なるべく現地人に近い生活経験をしたい方には特にお勧めです。
ルームシェアの場合の費用
●イサカでルームシェアをする場合の費用目安:年間平均約96万~200万円前後
イサカ留学でルームシェアをする場合、一軒家やアパートを数人でシェアして暮らすことが可能で、多くの若者に人気の滞在方法です。比較的自由な暮らし方ですし、友達と一緒に過ごす時間も沢山とれますので、海外生活の醍醐味をじかに味わえるのが魅力の一つでしょう。
ただ、ルームシェアをする家の場所をどこに定めるかで費用は大きく変わってきます。中心地であれば便利ですが高くなりますし、郊外であればちょっと不便ですが費用は抑えることができます。場所によっては、寮やホームステイよりも安い金額で滞在できることもあります。
しかし海外の場合、家賃の金額は安全度合いと比例していることも多いので、安全面を重視するのであればあまり安いところはお勧めできません。もし不安があるなら、留学エージェントが紹介できる物件を知っていたり、確保している建物があったりするので、相談してみると良いかもしれません。
渡航費用
●イサカ留学で必要な渡航費用の目安:平均10万~15万円前後
イサカに渡航する場合、多くの人が飛行機で移動するはずです。航空券といえば高いイメージがあると聞きますが、ローシーズンやトランジットが長い便の飛行機を選べば比較的安い金額でチケットを購入することが可能です。
イサカに向かう場合、利用できる空港は幾つかあります。大抵、イサカの玄関口となるのは、イサカ・トンプキンス地域空港(Ithaca Tompkins Regional Airport)です。ですが他にも、ニューアーク・リバティー国際空港からはユナイテッド航空の小型機の便がありますし、フィラデルフィア国際空港からはUSエアウェイズの小型機の便が就航しています。また、デトロイト・メトロポリタン国際空港からはデルタ航空の小型機がイサカに飛んでおり、シラキュースやロチェスターの国際空港を利用する人も少なくありません。
イサカは需要の多い都市ニューヨーク州に属している街ですから、使われている便数も多く、渡航に不便を感じることはないでしょう。
海外保険費用
●イサカ留学で必要な海外保険費用の目安:平均1ヶ月1万5000円~2万円前後
海外に旅行、滞在する場合に加入を勧められる、海外旅行保険。もちろん義務ではなく任意のものですが、海外での急なケガや病気は自分でも予測不能ですし、いざという時のための備えとして軽く見るべきではありません。
基本的に海外の医療費は実費が基本です。日本のように保険負担が適用され、手ごろな価格で済むということはないので、海外保険に加入していなければ簡単に診療を受けることもできません。ですから海外保険に加入していない留学生の中には、高額な治療費を払えなくて病院に行けないという人も。ですがそれが原因で体調を崩し、留学期間を満了できなければそれ程残念なことはありません。前もって海外保険に加入しておくなら、もしもの時にも安心です。
ビザの申請費用
●イサカ留学で必要なビザの申請費用:1万8000円
イサカに留学する場合、語学学校や大学へ通う時にはFビザ、専門学校に通うならMビザを取得する必要があります。アメリカ滞在期間が90日以下であるならば、観光旅行と同様でビザ免除プログラム(Visa Waiver Program: VWP)で入国できますが、留学の場合は長期になることがほとんどなので、ビザの取得は忘れないようにしましょう。
自分個人で申請を行うこともできますが、ある程度の語学力も必要になるので、留学エージェントに依頼するとスムーズかもしれません。
生活費用
●イサカ留学で必要な生活費用の目安:平均150~210万円前後
イサカはニューヨークやワシントンDCといった大都市と比べると小さい街ですが、日常生活においては不便を感じることはありません。ウォルマートなどの大型スーパーマーケットやアジア食品販売店もありますし、身の回りのもの生活必需品も普通に手に入ります。物価も特別高いということもなく、特別低いということもありません。生活しやすい環境ですが、ちょっと油断して使いすぎると予算をオーバーしてしまうこともあり得ます。
生活費の中で一番大きくウェイトを占めるのは食費だと思いますが、イサカに限ったことではなく、アメリカでは基本的に外食は割高になります。日本と同じ位か少し上回るくらいの価格設定を想定しておいた方が良いでしょう。それプラス、チップが必要な文化であることも関係しています。時には友達付き合いで外食も必要ですが、何も考えずに外食ばかりしているとすぐに生活費が底をついてしまいます。
留学生の多くは、節約のためにディスカウントストアで買い物したり、食材を冷凍しておいて自炊をするなどして費用を抑えています。地元の人に聞いてお得なお店を教えてもらったり、外食の頻度を控えるなどして意識していれば、生活費を抑えることは十分に可能です。
イサカ留学をサポートしてくれるおすすめの留学エージェント
多くの留学生は、留学を目前に控えてワクワクする気持ちと同時に、不安や心配も尽きないといいます。確かにどんなに住みやすく理想的な留学地に思えても、住み慣れていない海外であることに変わりはなく、予期し得ない状況に対応できるだろうかと思うのは無理もありません。また、留学準備にも多大の時間と労力を要しますから、気が抜けず、神経を張り詰めている学生たちも少なくありません。
そんな方たちにおすすめしたいのが、留学エージェントのサポート。留学エージェントとは、実際に留学の際に必要となる色々な書類集めや手続き、準備、情報収集などを代行してくれたり、必要なアドバイスをくれる心強い存在です。本来は一人で行わなければならないことを一緒にサポートしてくれるので、本当に助かります。
とはいえ、留学エージェント会社も数多く存在しますので迷いますが、選び方のポイントは自分が留学しようと思っている都市の情報に強いエージェントを選ぶことです。
ではここから、イサカ留学をサポートしてくれるおすすめの留学エージェントを詳しくご紹介していきたいと思います。
ウィッシュインターナショナル
1987年に設立された老舗の大手留学会社、ウィッシュインターナショナル。東京、横浜、名古屋、大阪の4大都市にオフィスを構え、海外にも20カ所以上のサポートオフィスを構えます。そのため日本国内のみならず、現地でのトラブルや初期対応にも迅速で、サポート体制はばっちりです。ニューヨークにも現地オフィスがあるので、イサカ留学も安心してお任せできます。特に、海外初心者には心強い存在でしょう。
ウィッシュインターナショナルは留学エージェントを専業にしており、総合的に国や留学ジャンルを取り扱う会社ですが、JATA(日本旅行業協会)正会員、JAOS(海外留学協議会)正社員でもあり、教育事業を行う中央出版のグループ会社でもあるゆえ、これまでも多くの留学生をサポートし、大手留学サポート会社として評価されています。
丁寧なカウンセリングに定評があり、経験豊富なカウンセラーが留学生の希望や予算などを検討の上、最適な留学プランをご提案します。抱えている小さな不安も気にせず、まずはお気軽にご相談ください!
株式会社アイエスエイ
45年という長い実績を誇る留学エージェント、アイエスエイ(ISA)。基礎的な英語学習に力を入れており、世界で通用する強い英語力を身に着け、留学生活をより充実したものとすることを目指してサポートを行っています。特に日本人が苦手とするスピーキング能力を上げるためのホームステイ留学に人気があり、学生だけにとどまらず、幅広い年齢層の方が挑戦しています。
アイエスエイの最大の持ち味は、評判の良いフレンドリーなカウンセラー。経験豊富な専任カウンセラーを揃えており、全て留学経験者もしくは海外での滞在に幅広い知識と情報を持った専門家です。
アメリカなどのメジャーな国や地域への留学サポートを得意とし、今までの実績を存分に生かしながら、個人の目的や予算に合った留学プランを立ててくれます。教師宅ホームステイや親子留学、社会人留学にも幅広く柔軟に対応していますので、まだ自身の留学プランがはっきり定まっていないとしても、まずは相談から始めてみるのも良いかもしれません。
イサカ留学 まとめ
アメリカ合衆国ニューヨーク州トンプキンス郡にある都市、イサカ。ニューヨーク市からは約400km離れており、州の中では田舎とされる地域です。その為自然が多く、のどかな雰囲気が特徴的。市内には公園や遊歩道、森林、川、湖などの景観が美しい場所も多く点在し、その自然を生かしたアクティビティも人気です。ハイキング、スキー、サイクリングのできる場所も数多いため、観光地や癒しスポットとしても有名です。
しかし、それだけではないのがイサカ。イサカには、アイビー・リーグの1つに名を連ねる有名大学、コーネル大学をはじめ、イサカ大学、ニューヨーク州立大学コートランド校などがキャンパスを構え、大規模な学術都市としても知られているのです。そのため世界中から留学生が集まり、活気で溢れています。世界でも指折りの教育レベルが体験できるとあり、日本人の留学生も少なくありません。
比較的暮らしやすい環境と治安の良さなどの好条件に恵まれているので、留学地としては最適ですが、もちろんイサカならではのデメリットや問題点もないわけではありません。
まずは事前により多くの留学情報を収集し、留学エージェントに協力してもらいながら、自身の最適なプランを立ててみましょう。念密な計画は、留学生活を成功させる最大の秘訣なのです。